『食べるうつわ』ならそのままカップまで食べられるから面白い!

『食べるうつわ』(株式会社せのや)は、大阪みやげとして販売されている海苔やおぼろ昆布を使った食べることの出来るカップ。お弁当や手巻き寿司など、いつもの盛りつけや食シーンを華やかにしてくれるちょっと気のきいた食材だ。

国産の食材を使用した食べることが出来るうつわ

『食べるうつわ』は「焼のり・味付けのり」と「おぼろ昆布・かつおぶし」の2種類がある。

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お弁当などで使うおかずカップの形をしており、もちろんこのまま食べることが出来る。大阪みやげとして販売されているだけあり、海苔は大阪産。おぼろ昆布、かつおぶしも国産の食材を使用。

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原材料は、焼のりが大阪府産の乾海苔。味付のりが、大阪府産の乾海苔、たまり醤油(本醸造)、砂糖、 発酵調味料、清酒、食塩、風味原料(昆布、えび、さば)、水飴、 調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、アセスルファム)、香辛料、 乳化剤(レシチン)、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)。焼海苔8枚、味付のり12枚の計20枚入り。

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「おぼろ昆布・かつお」の原材料は、 おぼろ昆布:北海道産の真昆布、醸造酢、ゼラチン かつお:かつお(国産)、食塩、調味料(アミノ酸等) 。おぼろ昆布が10枚、かつおが5枚の計15枚入り。

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筒状のパッケージに入っており、壊れやすい製品なので中身にはフィルムが巻かれている。

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取り出してみると、紙も挟まっている。味付のりは1枚ずつ紙が間に挟まっているので、丁寧に取りだそう。

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焼のりは上下だけが紙。1枚ずつ間には挟まってないが、こちらも破れやすいので丁寧に取り出す。

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「おぼろ昆布・かつおぶし」もそれぞれ1枚ずつ間に紙が挟まっている。 50-10

どれも破れやすいのだが、「かつお」が特に破れやすい。 簡単にパリっと破れてしまうので、気をつけよう。 また湿気にも弱いので、開封後はお早めに。

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手まり寿司をうつわに盛り付けて華やかに

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今回は手まり寿司を作り『食べるうつわ』に並べてみた。そのままお皿に並べても良いし、お弁当に詰めても良さそう。おぼろ昆布とかつおは、少し時間が経ってしっとりとしてからが食べ頃。 味が馴染んで美味しくなる。

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『食べるうつわ』と言っても、味はちゃんと海苔、おぼろ昆布、かつお節。もちろん美味しく頂ける。記者のお気に入りはおぼろ昆布。しっとりとしたおぼろ昆布と酢飯がとても美味しかった。ただし、いわゆるお弁当カップのような強度はなく、あくまでも食材。水分の多いものなどをのせてしまうと、すぐに破れたり崩れたりしてしまう。おにぎり、酢飯などのごはん類やお餅などがやはり合うのではないだろうか。手巻き寿司であれば、このカップに酢飯と寿司ネタをのせれば、パクっと食べやすそうだ。

お土産や贈り物にもおススメ。行楽シーズンのお弁当作りにも。

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価格は、のり2種「焼のり・味付のり」が700円(税抜)。1枚あたり35円。「おぼろ昆布・かつお」が800円(税抜)。1枚あたり53.3円。1枚当たりの価格を考えるとややお高め。日常的に取り入れようとするとなかなか自分で購入するには至らないかもしれないが、国産の食材が使われていることなど土産物としては気がきいている商品。 お弁当やホームパーティー、これからのお花見シーズンのお弁当作りなどに。いつもよりちょっと華やかに楽しみたい時にオススメだ。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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