『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』背中を労わる機能バッグの大本命を試す

重い荷物を毎日バッグで運んでいると背中〜腰が痛くなる。ひいては全身のバランスが崩れて結構深刻な問題になる。そう、バッグ問題は健康的な肉体を保つために非常に大事。株式会社クロンティップ(東京都豊島区)『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』はそんな痛みやすい人間の体を保護してくれるバッグだ。

荷物を詰めたバッグと人体の距離次第で肉体は傷つけられる

例えば古くからのアメリカインディアンに言わせると、片手に思いアタッシェケースを持って現れた欧米人を見ると「お前は身体を壊す気か!?」と大真面目に聞かれるんだそう。ずっしりとしたバッグを片手に持つと背骨がズレて不調を生むというのを、それはもう大昔から知っているのである。

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なのでアメリカインディアンのオススメは最低限でもリュックタイプ。さらに記者の経験を加味するなら、角ばった硬い素材のショルダーバッグはさらに危険だ。それは遠心力の問題でもある。

人間がバッグを持って歩く時、荷物もそれに伴い動く。その時、硬いバッグは体にあたり、跳ね返る動作を繰り返すことになる。本来のカバンの重さ以上のG(重力)を生んでしまい、重さを増幅させてしまうのだ。こちらは古武道系の体の使い方でも言われていること。スーパーのレジ袋もぶらぶらさせて歩けば、その遠心力によって生まれる重力ごと負担がかかることになるのだ。

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そうした荷物プラスアルファの重みを解決してくれるのが『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』(H40×W33×D21cm・希望小売価格 税抜14,000円・発売中)。文字通り背中に優しいのだが、それは背中のR(丸み)に沿ったフォルムにある。GだのRだのうるさくてすみません。

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もちろん背中全体に張り付くリュックタイプのバッグも肉体への負担は少ないのだが、ちょっと荷物を出すときにわざわざ背中から外して取り出さなければならないのが煩わしい(結局片方のショルダーだけで引っ掛けて使用している人も多い)。

 

ショルダーバッグは取り出しやすいが、その分前述の通り体のバランスが崩れる。取り出しやすく、それでいて肉体に負担のかからないものはないか…、あった、この『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』だ! という流れだ。この『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』ならいとも簡単に前方移動可能だ。

 

実際に使用してみるとわかるが、紐の長さをうまく調整すると、実に見事に背中のRに寄り添うようにバッグがすっと収まる。ショルダーバッグなのではあるけれど、カバン重量を背中全体で支えるイメージだ。このフィット感はカバンに懐かれているような非常に新鮮な感動。確かにこれなら負担が分散される分、体のバランスが崩しにくいと思う。ただちょっと気になったのは女性や脂肪の豊富な男性がしっかり背負うと胸の間を分割するいわゆるパイスラッシュ状態になってしまい、多少気になるかもしれない。紐を緩めれば目立たないが、背中への優しさは半減してしまう。

 

と、ここまで絶賛しておいて何だが、この仕組みは利点であり、弱点でもある。というのも今の季節なら何の問題もないが、夏場は確実に暑いし、蒸れるはず。涼しい〜寒い季節は最強だが、夏場だけはちょっと使用を考えてしまうはず。

圧倒的な17ポケットであらゆるものを出しやすく収納する!

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その他のカバンの機能は大充実。素材は防滴テクスチャードナイロンを使用し、汚れたら丸洗いができるのがうれしい。ポケット総数17個というのも、ただ多いわけではなくて、中身が見えやすいメッシュになっている部分、大雑把に入れるためのオープンポケット、財布などの貴重品を収めるのに適したジッパー付きアウターポケット、仕分けに便利なポケット内ポケットなどなど数え切れないほど用途別に使い分けられる機能収納が目白押し。

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さらにはキーリングやクッション付きのボトルポケットなど、ペットボトル必須の現代生活に見事に対応している。ここはメガネ入れや折りたたみ傘入れにしても便利だろう。

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さらにコンパクトな揃いのカラーのポーチ付きでもある。

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カラーリングはカラフルな5色展開。

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上記の他に今回取り上げたティール(青系)に加えてベリーベリー(ピンク系)、パープルが新色として登場となった。

まさに至れり尽くせりの高機能バッグ。ほとんどすべての荷物を運ぶ人に適しているバッグだが、中でも乳幼児を携えたママバッグとしての機能にぴったりなのではないか。オムツからペットボトル/哺乳瓶までしっかり持ち歩ける高機能の『The Healthy Back Bag(ヘルシーバックバッグ)BIG BAG』、乳幼児を抱えあげるだけですでに負担を強いられているママの背中〜腰を優しく守ってくれるはず。

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ちなみにこのNY発の『The Healthy Back Bag(ヘルシーバックバッグ)BIG BAG』、ショルダーバッグやリュックの片方がけを繰り返しているうちに本当に背中をやってしまい、手術をする羽目になってしまった人が開発した商品。そこで医者やカイロプラクティックの施術者と共に背中に負担をかけない究極のバッグを作り出したんだとか。現在ではこの『The Healthy Back Bag』シリーズは世界22か国で販売されるほど人気となった。

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ちなみに同じシリーズは他に少し小ぶりな『テクスチャードナイロン』、丈夫さが際立つ『マイクロファイバー』などを含めて全部で3種類のシリーズがある。それぞれの種類でニューカラーも登場しているので公式サイトを見て確認してみると良いだろう。

 

続報★『The Healthy Back Bag テクスチャードナイロンビッグバッグ』が「一般社団法人 日本カイロプラクターズ協会(JAC)」の認証を201671日に取得しました。(2016年7月28日追記)

 

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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