万能中華調味料チューブ3種比較!『創味シャンタン やわらかタイプ』『味覇』『香味ペースト』

下味付けにも最適!1分で完成たたききゅうりが美味しい!

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こちらは公式サイトのレシピより、おつまみに最適な1分で出来る「たたききゅうり」を。半生タイプなので、肉や魚などに下味をつける時にもとても便利だ。きゅうりをたたいて適当な大きさにして、『創味シャンタン やわらかタイプ』、ラー油、ゴマ油を加えて揉む。 袋の中で作業すると簡単。

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これだけで、あっという間に居酒屋メニューに。 しばらく漬け込んでも、浅漬けでも美味しい。ぜひ試してほしいレシピだ。ところでもともとある固形タイプとは違いがあるのだろうか。

チューブタイプと固形タイプはどう違うの?

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固形タイプのものと比べてみよう。固形のものはスプーンでやや削り取るようにして使う。清湯スープをベースに、油脂、タマネギ、ニンニク、スパイス等を配合している。比べてみると味わいが違う。固形タイプのものには、野菜エキスが入っているのだがチューブタイプのものには入っていない。その為、チューブタイプの方がやや味が濃いめに感じた。

 

また、お湯に同時に溶かしてみたところ、固形タイプの方が簡単にサッと溶けた。チューブタイプは意外と溶けにくい。どちらかと言うと、固形タイプはスープ作りに、チューブタイプは食材に下味をつける時などに向いているような気がした。

各種発売されている万能中華調味料のチューブタイプ3種を比較

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さて、『創味シャンタン やわらかタイプ』以外にもチューブタイプの万能中華調味料があるので比較してみよう。比較するのはこちら!王道の『味覇(ウエイパァー)』(廣記商行)、の『CookDo 香味ペースト』(味の素)。 3種の味比べをしてみたのでご参考までに。味比べの方法は、小さじ1/2の分量をお湯100mlに溶かしてスープ状にしたものを飲み比べる。

【味覇】もともとは兄弟製品!?

万能中華調味料と言えばコレ!という人もいるだろう。しかし実はこの商品、缶タイプの中身はもともと「創味食品」が作っていたという因縁の(!?)商品。販売は廣記商行。今は別々で作っているようだがベースは似ているかもしれない。「味覇」のチューブタイプの原材料には、ガラベースパウダー(チキンパウダー、ポークパウダー等)、植物油脂(なたね油・パーム油・ゴマ油)、香味油、香辛料、ビーフパウダー、 動物油脂、メンマなどが使われている。

【CookDo 鶏ガラ、ネギ油、こがしにんにく油の香味ペースト】

原材料には、 食塩、食用油脂、香味油、チキンエキス、ポークエキス、野菜エキス、砂糖、香辛料などが使われている。

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ペーストが1番柔らかいのはCookDo「香味ペースト」。 見た目も3種の中では1番白っぽい。他2種には含まれていない野菜エキスや砂糖が入っていることもあり、3種の中では甘みがありまろやかな味わい。甘みがあるので、子供達にも食べやすく人気のありそうな味だ。

 

「創味シャンタン」と「味覇」は、やはり見た目の感じも似ている。「味覇」の方がちょうど良い硬さで冷蔵庫から出したばかりでも比較的絞り出しやすい。「創味シャンタン」はやや硬め。 創味シャンタンは他には入っていない粉末醤油が入っており、どちらかというとしょっぱさがある。素材と合わせれば味が濃すぎるということはないのだが、単体だと3種の中では1番濃いめの味。

 

「味覇」の方が、チキンやポークをベースにしたガラスープパウダーが使われており、シンプルで安定した中華味といった印象。 こちらの方が慣れ親しんだ味わいと感じる人もいるだろう。もちろん、これらに食材がプラスされるとそれぞれの美味しさが引き出されて味わいは変化する。 どの万能中華調味料もこれひとつで味が決まるのは間違いないので、ぜひ自分なりのお好みの味を見つけてほしい!

 

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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