『カップヌードル シーフードクラムチャウダーヌードル ビッグ』体の芯から温まる冬の美味しさ!

「マッサマンカレー」「チリクラブシーフードヌードル」「アヒージョ」と世界の名物料理の流れで今回誕生したのが冬の定番スープ・クラムチャウダー。日清食品はその貝の旨味で知られる逸品を『カップヌードル シーフードクラムチャウダーヌードル ビッグ』としてリリース。一体どんな味わいなのか確認してみた。

ミルキー&クリーミーな濃厚スープにあさりの旨味がたっぷりと!

題材となったのは正式に言うと、アメリカ東海岸ニューイングランド発祥のボストンクラムチャウダー。ミルクベースのスープでクラム(二枚貝)と野菜を煮込んだまさに冬の定番メニュー。さて『カップヌードル シーフードクラムチャウダーヌードル ビッグ』(103gうち麺80g・希望小売価格 税抜205円・2016年2月8日発売)はその味わいをヌードルメニューとして昇華できたのか。

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湯戻し時間は標準タイムの3分間。麺はカップヌードル・シリーズのアイデンティティともいうべきつるみのある細身の油揚げ麺。具材はアサリ、キャベツ、ポテト、たまご、ニンジンと豊富なバリエーションでスープ感を盛り上げる。

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調理完了後、フタをめくると穏やかなシチューのような平和な香りが漂ってくる。見た目も白っぽくクリーミーな光景はホワイトクリームシチューのような趣き。カップヌードルだと知らなければ、普通にクラムチャウダー・スープだと思うはず。

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麺をゆっくりとかき回すとさらにあさりの香りが漂ってきて、100%クラムチャウダー・スープの香り。フランスパンと一緒に食べたくなるような、そんな匂い。実際にスープを飲んでみると確かにクリーミーかつあさりの旨味が入り込んだクラムチャウダーそのものの味わい。

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問題の麺との相性だが、実に自然。カップヌードル麺は主張が強くないのでどんな変わりメニューでも対応できるという定説をさらに証明する自然な感覚。麺の合間から顔を出すのは色あざやかなオレンジのニンジンやふんわりイエローの卵など。味はキャベツの存在感が一番大きかったが、少しだけ入っている小さなあさりの味わいは非常に楽しかった。

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通常のビッグサイズ・カップヌードルと量は同じはずなのだけれど、食べ終わってみるとはるかに満腹感が大きい。それもこれも全部飲み干したくなるクリーミーなスープのなせる技か。胃にずしっとくるのでひどい空腹の際に良いだろう。逆にちょっと小腹程度だと全部食べきれないかもしれない。

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冬の寒さに芯から冷えてしまった時、体の芯から温めるのためのカップヌードルとして『カップヌードル シーフードクラムチャウダーヌードル ビッグ』は最適。あえて吹きすさぶ木枯らしの屋外で食べたら最高に美味しいのではないかと思った。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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