『フードマンミニ』タテ運びOKの定番弁当箱が容量半分に/本当に汁漏れはしないのか検証!

お弁当の天敵・デミグラスソースは果たして漏れるか、5時間検証!

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はじめは中身がズレるのでは?と思っていたが、しっかりと仕切りが分かれていて、それぞれにきちんと詰められていることもあり、ほとんど中身は移動したりしない。 そして、肝心のデミグラスソース。こちらは傾けた方にもちろんたまっている。本来のお弁当箱であれば、この時点で汁漏れしてしまうが…。

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縦にしたまま約5時間後。全く汁漏れなし! お弁当箱を包むナプキンにも染み込んだりしていない。少し振動も与えてみようと、お弁当箱を縦にしてカシャカシャと振ってみたりもしたが、その程度ではもちろん汁漏れしなかった。これは素晴らしい! 蓋を外せば、本体は電子レンジにもかけられる。 

注意ポイント●蓋を開ける時も慎重に!

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蓋を開ける時も、同様にポイントがある。4か所のロックを外し、真ん中を押さえながらフチからゆっくりと蓋を持ち上げる。急いで開けたりすると、反動でお弁当箱をひっくり返しそうになるので慎重に! きっちりと仕切りが分かれて独立しているので、味移りもしていなかった。

 

電車通勤、自動車通勤、自転車通学など、どんなシーンにおいても、お弁当を運ぶというのはやはりそれなりに大変なこと。これだけしっかりとした密閉性があれば、今まで躊躇してお弁当には入れられなかったメニューも入れられるようになりレパートリーも増えそうだ。ただし、注意書きには「持ち運ぶ際には必ずビニール袋に入れること」と書かれている。何かの拍子でロックが外れてしまったりすることもあると思うので、汁漏れしないからと言って過信はしすぎないように。

パッキンを外さなくていいからお手入れもラクラク!

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仕切り部分のコーナーが滑らかなので洗いやすい。汚れもスルッと落とすことが出来た。一体成型のパッキンなので、取り外して洗う必要がなくこの点もお手入れが楽なポイント。水気はきちんと拭き取らないと、蓋の方に水垢が多少目立ってしまう点については注意。また、食器洗浄機も使用可能。

持ち歩きに限らず、普段の食生活にもおススメ!

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持ち歩きの為のお弁当に限らず、普段の食生活にももちろん使える。 残った夕食をバランスよく詰めておけば、そのまま次の日の朝ご飯になるし、しっかり密閉できるという点でタッパーとして活用しても良いだろう。

蓋の開け閉めにはコツがあるが慣れればOK!

一方で、小さな子供や高齢者には、この蓋の開け閉めはなかなか大変だと思う。ネイルをしている女性や爪の短い人も、指をロックにひっかけにくいのでやや開けにくさがあるかもしれない。

 

蓋を閉める時にはきちんとしたポイントがあり、これを守らないときちんとロック出来ない。 また、しっかりと意識しながらひっくり返さないように蓋を開ける必要がある。コツを覚えてしまえば難しいことはないが慣れは必要。ロックの部分も繰り返しの使用によって弱くなっていってしまいそうな気配も否めない。

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とにかく薄くて、密閉力の高いお弁当箱を求めている人には満足のいく商品。新発売の『フードマンミニ』のカラー展開は3色。スカイブルー、チェリーピンク、ミントグリーン。本体の耐熱温度は140℃。耐冷温度は-20℃。蓋(パッキン含む)の耐熱温度は100℃。耐冷温度は-20℃。価格は1,600円(税抜)。

オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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