【2016年大胆予測】今度こそIoT元年に!? 鍵はスマホ・インターフェイスにあり!〜ライター 清水りょういち編

気持ちを機械に伝えるためのインターフェイスが重要

もはや便利な面しか感じられないこのIoT。最近「おためし新商品ナビ」でもこうしたIoT(アイ・オー・ティー)絡みの商品を幾つか紹介している。

 

『ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XP2WF』しゃべり出したオーブンは人類と友だちになれるのか⁈

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↑食材を告げるとシャープのクラウドに接続して、メニューと調理方法を教えてくれる。

シャープ『プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-TF50B』食材の使用期限をしゃべって教えてくれる”ともだち家電”!

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↑賞味期限の近い食品を教えてくれ、それを使ったメニューを提案してくれる。外出先から冷蔵庫の中身を把握できる。

『AQUA DIGI』前面全部が液晶パネル!冷蔵庫の未来はどこへ向かうのか⁈

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↑大型のインテリジェンス液晶パネルを装備することによって、情報端末としての役目も果たす。モーションセンサーで動く。

シャープではIoT(アイ・オー・ティー)という名称が敷居を高くしていると思ったのか、「ともだち家電」という名称で展開している。

 

これは上記の『ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XP2WF』『プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-TF50B』の他にも、インターネットから情報を得て花粉の多い日を知らせてくれる空気清浄機や、天候予測から効果的な使い方をアドバイスしてくれるエアコン、洗濯に向いている気候かどうかを判断する洗濯機、ペットの様子を撮影してくれるロボット掃除機など多様な商品展開を行っている。

 

『ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XP2WF』、『プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-TF50B』を検証した時に、音声認識機能を備えているのはすごいと思ったが、正直それら家電の元に行き、話しかけるのは面倒ではないかと思う気持ちもあった。

 

それよりそうした操作がスマホアプリによって確認・制御できるというところが非常に現実的に思えた。というのも、今やトイレにさえスマホを持ち込む人が多い昨今、集中司令塔としてスマホを活用するのが一番現実的ではないかと思ったのだ。

 

スマホなら「OK Google!」「Hey Siri!」と呼びかけることで音声認識も可能。わざわざ家電本体に音声認識機能をつける必要もないのではないかと思ったのだ。

 

しゃべりだす家電というのは面白いが、そうした機器が増えれば増えるほどあちこちでしゃべり出されることになり、集中制御の必要は大きくなってくると思う。そんな時にスマホ以上のお手軽な端末はないのではないか。