『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』質実剛健・滑らず使いやすい実用機能とかわいいデザインを両立!

槽いっぱいにカエルがあふれる「かえる風呂」など、愛らしいけどどこか突き抜けている雑貨作りに定評のある株式会社ハシートップイン(東京都墨田区)から『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』(希望小売価格 税抜800円/1000円・2015年11月16日発売)が登場。

 

以前の「かえる風呂」に比べると実にオーソドックスな王道ソープ・ディスペンサー。つい先日ご紹介したかわいいクマさんの石鹸受け『BEAR SOAP DISH』に続き、ベア・シリーズ最新作といったところか。

 

シンプルなホワイト&ブラックのカラー展開

カラーリングは白クマと黒クマの2種類から選べ、それぞれSサイズとLサイズがある。

Sサイズは全長20×幅8×奥行10cmと小ぶりなサイズ。

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Lサイズは全長26×幅11×奥行14cmという大型タイプ。

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使い心地はどうだろうか

こうしたディスペンサーを選ぶとき、後で後悔することと言ったら安定感。デザインばかりで選ぶといとも簡単に倒れたり転がっていったり、ストレスを感じることも多い。

その点この『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』は、クマが座っている状態でデザインされているので安定が良い。実際にプッシュしてもS/Lともにぐらつかずに安定した使用ができる。これは良い。

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さらに言うならプッシュ機構のバネが固めなところもいい。というのもこれが柔いとついついソープを大量に吐き出させてしまい、無駄が出る。

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その点『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』は固めの押し心地で少量だけ出すということが可能なのだ。地味な機能だけれど、よく考えられていると思う。

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また材質はポリエチレンでできているが、表面がザラザラしたマット加工になっているため滑りにくく、ポイントが高い。クマの形のディスペンサーなどというとデザイン優先で実際の使用感はイマイチとなりがちだが、この『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』はディスペンサー本来の機能性にこだわった質実剛健な作りをしているのだ。

デザインに関しては好みの分かれるところだが、白クマと黒クマで中身を判別しやすい(2種類までだが)ところは気が利いている。サイズ的にはLサイズがボディソープなどの大量使用前提のもので、Sサイズはハンドソープなどの少量使用前提のものに分けるのが順当だろう。ただ白と黒、並べて置きたくなるのでその場合は適宜内容物を決めてもらいたい。

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内側にまつ毛がついた目と鼻の頭を着色した『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』は愛らしく、子どもたちも喜ぶのではないだろうか。ただ細かいことを言うと、汚れのたまりやすさが気になる。一見丸っこく見えるクマたちなのだけれど、丸いのは上半分で下半分はスクエアなフォルム。毎日使うものだけに、汚れもたまりやすいのではと思った。

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結論、デザインも機能も優秀なディスペンサー

容量は、Sサイズが350mlで、Lサイズが950ml。

950mlはかなりの大容量。通常の詰め替え用ボディソープの容量が380〜450mlだと考えると2袋入ってまだ余るたっぷりサイズだ。実際に試してみると、きちんと450mlを2回飲み込んだ。交換の手間を考えると半減。大家族にはうれしい機能なのではないだろうか。

記者としては最近のキッチン洗剤のボトルのデザインが気に入らなかったので、詰め替え用の洗剤を安価に手に入れて使いたくなった。選ぶならやはり清潔感を考えて白モデルだろうか。もちろんキッチンやバスルームのインテリアによって変わってくるとは思うが。

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ディスペンサーは使いにくいと、ためらう人も多いと思うが、この『ベアディスペンサーS/L(WH,BK)』は機能的にも優秀! 店頭で見かけたら手に取ってみてもらいたい。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:ベアディスペンサーS/L(WH,BK)

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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