高級おつまみ缶詰の売れ筋はどれか、メーカーに聞いて実食してみた!1000万缶セールス目前の『缶つま編』

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『缶つま』プレミアムの「広島県産 かき 燻製油漬け」が、2014年の年間売上げ第1位だ。価格は税別600円。この「かき」は、スーパーの売り場にあっても非常に美味しそうに目立っている。

実際に 食べてみると、まず缶を開けた途端に、桜チップの香ばしい香りが食欲を誘う。口に入れると、かきの濃密な味が、スモークの香ばしさと一緒に広がり、それだけでとても幸せな気分。そこに、少しきつめのウォッカ、あるいはスコッチウイスキーを合わせる。相性はとてもいい。酒好きなら、これは酒の肴として、最高の一品である。

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もし不満があるとすれば、缶が小さいことだけだろうか。あっという間に一缶がなくなう。もっとたくさん食べたくなるのは、やむを得ないところだろう。

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2014年の売上げトップ3を食べてみて感じたことは、どれもスープの味にこだわりを感じること。従来のいわゆる缶詰の味は、濃くて、しかもどこか不自然な味がしたものだが、このトップ3には、そんな“缶詰らしさ”は全く感じられない。

本当に、皿に盛りつけると缶詰とは思えないお店で食べる「おつまみ」そのものである。

家で飲む人が増えている昨今、しかも酒をたくさん飲むわけでなく、オシャレな小皿料理を楽しみたい人には、手軽で本格的な料理として、この『缶つま』は使えそうである。

 

 新シリーズ「缶つま匠」から2種を食す!

さて昨年のトップ3の実力がわかったところで、今度は今年の新商品を試してみた。

『缶つま』は、8月17日に新シリーズ「缶つま匠」から4品、他シリーズから6品の計10品の新商品を発売して、合計89のラインナップとなった。その「缶つま匠」シリーズから、今回は「おつまみチャーシュー」と「焼鳥おび肉塩だれ」の2品をいただいてみた。

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