『nu〜no!(ぬ〜の!)』不器用父さんでも強力かつキレイにアイロンを使って接着できるカンタン布用接着剤!

子たるもの、できれば針と糸は使わずに過ごしたい。叶うことならばこの先もずっと…、いや、負け惜しみじゃなくて。と、そんな日本男子思想の持ち主だったり、ただ単に不精だったり不器用だったりする人間にとってうれしいのが、セメダイン株式会社の布用接着剤『nu〜no!(ぬ〜の!)』(19ml・実勢価格 税抜428円・発売中)。普通に布を貼り合わせるだけでなく、アイロンをかけてより強力に接着する心強い一品。

 

とは言え、子どものゼッケン系の簡単な裁縫作業くらいはやってみたいというお父さんも多いだろう。それでも遠い昔の家庭科の知識を引っ張りだすことなく、さらには針と糸などの裁縫セットを用意することなく、はたまた針で指先をつついて流血することなく仕上げたいのが人情だ。

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この『nu〜no!(ぬ〜の!)』はまさにそうしたぶきっちょ人間の救世主。もちろん女性で裁縫が不得手な人にも役立つのだけれど。使い方はカンタン。通常の接着剤のようにチューブから絞り出した粘液を付属のヘラで広げて塗っていく。

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そして接着したらタオルなどであて布をして上からアイロン・中温・ドライで20〜30秒押さえこむ。この『nu〜no!(ぬ〜の!)』、塗っている時は白っぽいのだけれど、乾くと透明になって少々のはみ出しは目立たないのもうれしい。異臭もほとんどなく、何よりうれしいのは固まった後は柔らかくなるということだ。適当な接着剤で布を補修して後でガビガビという悲劇は起きないということである。

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さて実際に巾着袋に布を接着してみよう。細かめの形にくりぬいた布の裏に『nu〜no!(ぬ〜の!)』を塗って、貼り合わす。一通り貼ったら上からあて布をあててアイロン・中温・ドライで20〜30秒押さえこみ。

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作業後は熱くなっているので冷ましてから強度を確認。確かにがっちりくっついている。洗濯も大丈夫とのことだが、確かにこれだけがっちりくっついていると、無理やり剥がしたら布が破れることだろう。

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ただ考えてみると、針と糸ならやり直しが利くが、これだとワンチャンスなんだよなとつくづく思う。失敗は許されないのだ。ちなみに強度の目安はデニム同士を貼りあわせた時、3kgの荷重に耐えるとか。充分過ぎる強度だろう。

ちなみに布・フェルト、皮革、硬質プラスチック、金属が接着可能ということなので、ちょっとした手芸にも大活躍するはず。代わりにポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーンゴム、フッ素樹脂、ポリアセタール、軟質塩化ビニル、ナイロンなどには使えないという。ナイロンが接着不可というのは結構な落とし穴か。
また薄い布なども接着剤が染みこんでしまうがために仕上がりが汚くなってしまい使えない。

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それでも不器用人間にとっては『nu〜no!(ぬ〜の!)』は実に心強い味方。ちょっとした補修にも役立つので日頃から常備しておきたい。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:nu〜no!(ぬ〜の!)

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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