『さくさくたまねぎ』飴色になるまで炒めたタマネギの甘みと旨味がみっちりと凝縮されたクサうま傑作スナック!

ねぎを使用したスナックの横綱といえばオニオンリング形状の「ファニオン」が定番で、類するスナックもそこそこ存在する。今回登場したカルビーの『さくさくたまねぎ』(50g・想定価格 税抜約130円・2015年9月21日発売※期間限定)はそれとはまたちょっと違う方向性でタマネギの美味しさを前面に出した意欲作だ。

 

そもそもこの『さくさくたまねぎ』はリング状ではない。一見すると「おさつスナック」のような波打つ平型で、見ようによっては炒めたタマネギの形。そう、この『さくさくたまねぎ』はカレーを作る時の前段階にタマネギを飴色になるまで丁寧に炒めるが、そうした炒めタマネギ風味のスナックなのである。

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パッケージを切ると漂ってくるのは甘みをたたえたオニオン臭。一枚取り出して食べてみると、厚手の生地が食べごたえ有り。ゴリッとした食感で、噛むうちに炒めタマネギ特有の甘みが広がるという寸法。飲み込むと確かにタマネギの辛みも喉の奥から湧き上がってくるので、周囲に気をつけながら食べたいタイプのお菓子である。オフィス食いは控えた方が良いかも。

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製法としても実際の飴色にまで炒めたタマネギそのものを練り込んでいるということもあって、味の濃さは保証付き。食べ始めよりも、何枚か食べるうちに喉奥から湧き上がってくる香りとともに旨さが増してくるという後引き機能が強力な一品。

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口溶けとともに生まれる凝縮した旨味をみっちり感じながら食べていくと、かなり手が加速する。甘みと旨味としょっぱさのハーモニーは、ビールでもコーラでも炭酸飲料ならばっちり合うはず。

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日頃からタマネギ料理を愛してやまない人なら迷わず買い。そうでなくてもにんにくファンなら同じ路線にある味なのでたまらなくおいしく感じるはず。後でデートや商談のない日に、しっかり腰を落ち着けて香り立つ旨さを堪能したい。

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カルビー さくさくたまねぎ 55g×12袋

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:さくさくたまねぎ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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