『サントリー ザ・モルツ』”ドライに生きて、楽しいか。” の挑戦的コピーとともに新生した旨味満点モルツ!

だって「モルツ」ブランドが無くなる! というニュースに度肝を抜かれたが、何の事はない、「ザ・モルツ」になりますというオチで肩透かしを食わされたのが未だに納得いっていない中、サントリービールから『サントリー ザ・モルツ』(350ml・オープン価格・2015年9月8日発売)が登場。HIROがいるせいか、EXILE TRIBEの面々も若干ピリッとした感の見えるCMは、EXILEの新曲「Ki・mi・ni・mu・chu」の音楽とともに強烈なインパクト。

 

♪君に夢中〜
という、どポップなフレーズが流れる中、「ドライに生きて、楽しいか。」とどこぞを軽く当てこすりながらアピールしているのはUMAMI(旨味)。確かに現時点ではかつてのドライビール全盛時代とは違い、クラフトビールなどの味の濃いビールが人気を集め始めており、ビールファンの嗜好も変わって来ている。先行して発売されて好評となったプレモルこと「ザ・プレミアム・モルツ」のコク満点の濃い味わいの好評を受けての新生モルツなのだ。それではどの程度旨味にあふれているのか、実際にこの『サントリー ザ・モルツ』を飲んでみることにしよう。

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香りは爽やかなホップの香り。グラスに注ぐときめ細やかな泡立ちとともに、黄色味の強い水色を見せてくれる。味はキリリと苦く、同時に酸味もあり、その上でコクを感じる上質なビール感。ただクラフトビールやヨーロッパ的なまったり感はなく、スッキリした中に旨味がある印象。

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ちなみにこの『サントリー ザ・モルツ』に使われているのは、プレモルで使用されているダイヤモンド麦芽。チェコとその周辺国のみで製造される希少麦芽を使っている上に、独自の発酵技術で甘みを出したのだという。

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位置づけとしては、ヨーロッパ風の濃いビールや味わいの深いエール系ビールと、ドライビールの中間を取ったような味わい。ドライビールでは物足りないが、濃厚過ぎるビールは苦手というビールファンにとってはなかなか飲みやすいのではないだろうか。

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ドライビールのように、揚げ物をガンガンいくというよりは、もう少し淡白な味わいのツマミの方が合うだろう。そして強力に個性的でないがゆえに、飽きも来にくいのではないかと感じた。

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ちなみにファミリーマート限定で2本セットを買うとEXILEタオルがもれなく付いてくる。販売店によってはキャンペーンもあるようなので、買う場所も選んで手に入れたい。

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オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:サントリー ザ・モルツ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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