『お菓子がおいしくなるソース トマト味/チーズ味/バジル味』いろんなソースでスナックの味を変える新提案!
これはクリーミーな白い見た目のバジルソース。野菜スティックにつけて味わいたいタイプの酸味のあるマヨネーズのような印象。
なるほど、では今度はそれぞれ「トルティーヤチップス あっさりコンソメ味」で試してみよう。元々の味は塩気はあまり強くなく程よくコンソメの風味がするもの。
「トマト味」「チーズ味」で食べてみたが、印象は余り変わらず。唯一「バジル味」がとても美味しくなった。なるほど、こうして美味しい味を見つける遊びなのか。確かに仲間内で集まって、これは合うの合わないのと楽しむのはかなりゲーム性があって楽しいに違いない。
それではトルティーヤを脱却して王道スナックにもつけてみる。まずはど定番の「カルビー ポテトチップス うすしお味」。「トマト味」は安定の美味しさだが、軽くつけるとポテトサラダ的な味になる。それは「バジル味」も同様で、じゃがいもの野菜の部分がぐんと前に出る印象。ただ「チーズ味」は相変わらず甘みが気になってあまり美味しいとは思えない。
と、ここまでは洋風スナックに徹してみたが、最後に和風スナック菓子の代表ともいうべき「かっぱえびせん」でチャレンジしてみる。
「トマト味」だとうーむ、「チーズ味」はやっぱり甘みがどう考えてもおかしい。「バジル味」はまさに境界線。つけ具合にもよるが美味しいといえば美味しいし、まずいといえばまずいという分水嶺のような地点の味がした。味覚とは何か、そんな哲学的な問いが脳裏に浮かぶが、この感想は果たして正しいのか?
ともかくスナック菓子を使って仲間内でワイワイと遊ぶには楽しいと思うので、そうした提案としては大きく頷ける。しかしソースの味自体では、どうにもこうにも納得いかなかったのがチーズ味。それさえ除けば、普通に楽しめた。スナック遊びという新提案は充分にアリ。特に子どもたちが喜ぶのではないだろうか。
とは言えこれは第一弾ということなので、今後の展開には期待してしまう気持ちはある。