ドライエアブロー搭載! 新機種『レイコップRP』はどう変わったのか、実際に使ってみた!
『レイコップRP』の弱点は、とにかく重さ!
しかし、『レイコップRP』の重さは、やはり気になる。女性は片手で持ち上げるのに結構な力が要るだろう。これを持って 部屋間の移動、1階と2階の往復をするとなると結構大変だ。 また、布団の上を動かす時にも力がいる。使い続ければこの重さに慣れていくかと思いきや、記者はこの重さを負担に感じるようになってしまった……。
1週間ほど毎日『レイコップRP』を使ってみたのだが、日に日に首や肩・腕が痛くなっていき、掃除をするのが辛くなっていた。肩こり、首痛、腰痛など痛みを抱えている人には、この重さはかなりネックになると思う。力の弱い女性、高齢者にも負担になるだろう。
誰が何人分の布団を掃除するのか
また、誰が何人分の布団を掃除するのかも重要なポイントだ。自分の分だけであれば、簡単に1往復で約5分程度で終了するが、例えば家族4人分の布団を1人で掃除しなければならないとなると約20分(1往復5分×4人分)かかる。この約20分の間、重たいレイコップを動かしていられるのかというのも考えてほしい。
記者(女性)の場合は、もともと腰痛など体に多少の痛みを抱えているので、自分の布団を掃除するだけでもこの重さが辛かった。首を下げて、重たいレイコップを動かすのは思っている以上に大変。旧型は片手でも持ち上げられる重さだったので、そういった辛さを感じることはなかったのだが……。
※新機種『レイコップRP』(左)と、記者の保有する旧型「レイコップ」
また、重たいので基本的に平面に置いて作業するだけになる。ソファなどカーブした部分があるものにはかなり使いづらい。
まずは店頭で実機を持ってみてほしい!
購入する際は、必ず店頭などで実機を確認してほしい。実機を持ってみて、この重さを自分が使いこなせるかどうか、誰が誰の布団を掃除するのか、これが購入の最大のポイントになると思う。
ふとんクリーナーとしては、以前よりパワーUPしていることは間違いなく、仕上がりもやはり違いを感じる。レイコップをかけた後は、気持ちがよく快適なのだ。なかなか外に布団を干せない環境であったり、布団を持ちあげるのが辛い人、呼吸器が弱くハウスダストなどアレルギーに悩む人にはやはりオススメ出来る。また、今回ご紹介した『レイコップRP』ではなく、小型のタイプのもの(ドライエアブローは搭載していない)もあるので、重さが気になる人はそういったものを選ぶのも良いだろう。つまり旧来の機種を持っている人は、必ずしも『RP』に買い替える必要はない。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。販売価格は5万5,370円
公式オンラインショップをはじめ、全国の家電量販店などで購入できる。