『日清焼そばU.F.O. 辛口シーフードビッグ』すっきり白ソースでもナメてはいけない、魚介の旨味と強スパイス!

1976年の発売から39周年を数えるブランド「日清焼そばU.F.O.」。そこからお馴染みの濃厚茶色ソースとは異なる日清食品『日清焼そばU.F.O. 辛口シーフードビッグ』(152gうち麺130g・希望小売価格 税抜205円・2015年7月27日発売)が登場。辛口な海鮮塩焼きそばの味わいはまさに病みつきの可能性大。

 

包装フィルムを剥がして蓋を半分までめくった、その段階でもう磯の香りが湧き立つ。かなり強力なシーフード感に期待を高めながら、中細でコシのある油揚げめんを3分調理。丁寧に湯切りした後、後入れ粉末ソースをまず投入。ここですでに辛い香り。これは近年カップ麺でもよく用いられることの多い花椒(辛味の強い山椒)だ。確かに魚介類に合いそう。

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粉末ソースを何となく全体にかき混ぜてのばしたら、いよいよ液体ソースの投入。これで一気にかぐわしい魚介類たちの存在がアピールしだす。香ばしさに辛さを交えた白いソースは、言ってみればペペロンチーノに近い香り。原材料には入っていないのだけれど、強力なガーリック風味がするのが不思議。

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ザクザクと混ぜあわせても、もともとソースが白いので今ひとつ混ざり具合がわからないまま食してみる。まずチキンとポークエキスで作られたソースは脂感たっぷり。そこに魚介の旨味が加わって、濃厚シーフード祭りが始まる。たっぷりの麺を箸でつかみワシワシと味わうと、ローストした唐辛子と花椒の辛味が突き抜ける。

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麺自体が持つ小麦の美味しさを殺さないまま、魚介の旨味とスパイスの辛味が伝わってくる所はまさに美味しい海鮮塩焼きそば。これは旨い。U.F.O.独自のソースを使わずに、これだけの美味しさで仕上げてきたところに頭が下がる思い。

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かやくはキャベツ、いか、味付卵、カニカマの4種類。決して豊富な具材ではないが、多めに入ったキャベツやちまちましたカニカマを味わうのは結構楽しい。ボリュームは130gという麺量だけあって食べごたえもある。

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本格的にお腹が空いた時、夏バテでギトギトの茶色いソースを目にしたくない時などにうってつけの『日清焼そばU.F.O. 辛口シーフードビッグ』。魚介の旨味と花椒の辛味とガーリック風味で夏バテ解消をできそうな気がするくらい刺激的な美味しさだ。

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オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:日清焼そばU.F.O. 辛口シーフードビッグ

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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