PBビールの新たな可能性!キリンが作ったエールビール! セブンゴールド『まろやかエール<無濾過>』

見キリンビールだが、よく見るとキリンのマークの上にセブンゴールドのマークが付いている。この『まろやかエール』は、セブン&アイ・ホールディングスとキリンビールが共同開発した、いわゆるPB(プライベートブランド)のビールなのである。6月9日から全国約1万8000店舗のセブン&アイ・ホールディングスの酒類取り扱い店舗で販売されている。

 

このビールの特長は、その名の通り「エール」タイプで、なおかつ「無濾過」のビールであること。「エール」タイプというのは、華やかな香りや風味、そして優しい口当たりを特長とした上面発酵ビール。イギリスやベルギーなどでは非常に人気が高いビールだが、品質管理が難しく、大手ビールメーカーでは通常ラガーを主流に生産している。

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しかも酵母を濾過しない「無濾過」タイプなので、さらにまろやかさは増すものの、ビンの中で二次発酵が進むため、流通や保存の管理が良くなければ、どんなビールになってしまうのか、生産者の意図しない味になってしまう可能性もある。

そのあたり、セブン&アイの独自流通システムがあるからこそ、このビールは実現できたのかもしれない。

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原料には大麦麦芽と小麦麦芽、ホップを使用し、アルコール度数5%の軽い「エール」タイプのように仕上がっている。キャップを開けたときから、エール独特の甘い香りが漂う。

こういうタイプのビールを日本の大手ビールメーカーが作るのは珍しいが、キリンビールはときどき仕掛けているところが面白い。「エール」好きの記者としては、今回のPBのような形で、「エール」が飲めるのは、とても嬉しい限りである。

さてその味はいかがだろうか。さっそく飲んでみよう。

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グラスに注ぐと、泡がきめ細かい。クリーミーでなかなか美味しそうである。香りが華やかで、一口飲むと、ラガービールのような苦みやキレはなく、あくまでもトロリとやさしい口当たりに、ホップが優しく香る。

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うーん、やはり「エール」タイプはうまい。これが「キリン」で飲めるというのは、繰り返すようだが、とても嬉しいこと。ぜひPBビールとして定番化して欲しいものである。

ラガー好きのビール党のウケはどうかわからないが、この『まろやかエール<無濾過>』なら、これまであまりビールを飲まない客層を取り込むことは十分に考えられる。また初めてビールを飲む若い人にも、好意的に受け入れられるのではないだろうか。

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『まろやかエール<無濾過>』は、305mlボトル入りで税別212円。

酵母入りビールの好みを確かめるためにも、ぜひこの1本、試してみてはいかがだろう。そこから、また新しいビールライフが始まるかもしれない。

オススメ度:(絶対におすすめ)

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。元日経トレンディ副編集長。アウトドア好きで、八ヶ岳山麓に暮らす。文具、IT、メカもの、サイエンスものが好き。

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