『やわらかWアイス枕』肩口までの広範囲冷却で驚くほど涼しい! 強烈な熱帯夜を吹き飛ばせ!

夏はすぐそこ! 熱帯夜対策に最新のアイス枕をご紹介しよう。紀陽除虫菊株式会社(和歌山県海南市)による『やわらかWアイス枕』(約37 x 30cm・希望小売価格 税抜1600円・2015年6月25日発売)である。

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エアコンをつけっぱなしで眠れば喉がやられたり肌が乾燥したり、かといってつけなければ不快で眠ることのできないストレスフルな熱帯夜。そんな時に役立つのが頭部を直接冷却するアイス枕。ただそれも強烈な熱帯夜だと多少非力な時もある。そんな時この『やわらかWアイス枕』の出番だ。

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これは冷感枕ではなく、実際に冷凍庫に入れて凍らせて使うタイプの大型枕。折りたたんで高さのあるアイス枕として使用することも可能だが、広げてマット状にしてもよい。約37 x 30cmは実際手に取るとかなり大型でインパクトがある。

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2層構造になっており、使用面が不凍タイプのゲルになっていてソフトな感触。もう一方の裏面になるのが冷感持続を実現させる凍結タイプで、こちらは氷のように硬くなる。冷凍庫にしまって凍らせる時に波打たせた形にしてしまうと使用感がボコボコになってしまうことに注意したい。

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さて冷凍庫に入れて一晩過ぎると裏面カチカチ表面ソフトで使用準備が整う。使用時はタオルを敷いて直接肌に当たらないように。まずは『やわらかWアイス枕』の特徴である大きさを活かした、拡げたマット状態で検証してみる。

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実感は……寒い! これは強烈だ。というのも頭部だけを冷やすタイプと違って、広げると肩口までまとめて冷やすことができるのだがその効果の程は半端ない。生半可な熱帯夜だと冷えすぎてしまう位、頭から肩口にかけての冷却攻撃は強烈だ。

 

確かにこれなら熱帯夜にエアコン無しでも眠れるかもしれない。同時に扇風機で空気を撹拌すればかなりの熱帯夜を克服できるに違いない。ただ薄いタオル一枚だといくら柔らかいといってもあまり快適なソフトさでも無いのは確か。冷やしっぷりは少し低下するが、厚手のバスタオルなどでふんわり包みたい。

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ちなみに冷却効果の持続時間は10時間近いので、普通の生活をしている人なら充分過ぎる長さだろう。使い捨て冷却パックとは違い何度でも使えるのもいい。

 

ただ問題なのは家族が多い場合。コスト的にも4人家族分揃えるのは一遍だと値が張るが、それより何より冷凍庫の問題がある。大型サイズがゆえにかなり場所をとるのだ。従って標準的な冷凍庫だと例え2人分だとしても強力にスペースを専有する。大型冷凍庫を持っている人ならば良いが、それでも事前に必要量が入るスペースを確保してから購入したほうが良い。

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そこさえクリアすれば発熱時にも使えるし、ふくらはぎに巻きつけ冷やすという野球選手の故障的な使用法も可能といろいろ利用可能(疾病に関する使用はメーカーは推奨していない)。冷凍庫に余裕のある人にはオススメだ。

オススメ度:(面白い)
公式サイト:やわらかWアイス枕

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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