『伊右衛門 朝のアイスティー』 アイスティーは紅茶ベースと誰が決めた!? 緑茶の甘味冷茶!
冷たいお茶を訳すと、アイスティー。それが紅茶じゃなくちゃいけないなんて誰が決めたのか。「Why Japanese People!?」的なセンスを感じたのがサントリーの緑茶ベースのアイスティー『伊右衛門 朝のアイスティー』(500ml・希望小売価格 税抜140円・2015年6月23日ファミリーマート限定発売)。冷たい緑茶にレモンと甘みを加えることによって新鮮な味わいを運んできてくれた。
とは言えこの『伊右衛門 朝のアイスティー』は、すでに「伊右衛門サロン京都」の人気レシピとして存在したものなので、その美味しさはある程度保証済みだった模様。
特徴としては脂肪燃焼が期待されるカテキン含有量の多い緑茶を高温抽出することによってキレを高め、酸味だけでなくフルーティーさも感じさせる有機レモン果汁を1%使用することで朝にぴったりな爽やかさを演出したという点。甘みは清涼飲料水でお馴染みの果糖ぶどう糖液糖。
緑茶にレモン、そこに甘みというところまでは素直に美味しいと感じられる。見た目は緑茶というよりレモン・フレーバー・ウォーターのような薄いイエローの透明タイプ。ただ喉が渇いている時にゴクゴクいくには問題ないが、気になったのは食塩の味。
確かに起床時の人体は睡眠中にかいた汗のせいで脱水状態にあることの多いので、そういう意味では正しいのかもしれないが、そのせいで味が今ひとつ、不思議なものになっている。これは緑茶のせいではないだろう。確かに夏場なので熱中症対策にもどうぞという意味合いもあるのかもしれないが、何でもかんでも飲み物に塩を入れるのはどうかと思う。
ということで日本人なら朝のアイスティーはやっぱり緑茶ベースだよね、というのには賛同できるのだけれど、『伊右衛門 朝のアイスティー』の味には記者は賛成出来なかった。