『カルピスサワー 手摘み白桃』フルーティーな甘酸っぱさが際立つ、アルコール初心者への誘惑が巧妙なお酒!

ルピスで育った世代が抵抗なくアルコール飲料へ移行する時にうってつけなのが、カルピスの甘みと低めのアルコールが共存する「カルピスサワー」シリーズ。アサヒビールはそこに新たに期間限定で『カルピスサワー 手摘み白桃』(350ml・希望小売価格 税抜160円・2015年6月2日発売)を追加した。初めての缶チューハイとしてどのくらい飲みやすいのだろう。

 

正直見た目はノンアルコールの「カルピスソーダ」と大差ないデザイン。”これはお酒です”の表記がなければ間違えそうだ。プルタブを押しこんで漂ってくる香りも実にジューシーで、お酒とは思えない。しつこいようだがグラスに注いでもカルピスソーダの白桃フレイバーで、お酒とはやっぱり思えない。

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それでも飲んでみると確かに遠くにアルコールの影がチラリとする気がするのだが、カルピスの甘酸っぱさと手摘みの白桃の濃厚な味と香りがあっと言う間に隠してしまう。これはアルコール入門者にとって最適な選択かもしれない。

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実際アルコール度数も3%なので、一気に飲んだり、大量に飲まなければ質の良いほろ酔いを感じることが出来るだろう。ベースのアルコールもウオッカなので、悪酔いはしにくいはず。このお酒の世界への巧妙な誘導は実にお見事である。

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ただそうした特徴のものなので、これに酒感を求めるのは筋違い。あくまで抵抗なくはじめの一歩をよちよち踏み出す20歳を迎えたばかりの青少年、とくに女子におすすめの軽い缶チューハイ。

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もちろん日頃から酒に弱く、酒のつまみよりスイーツが好きという女子にもぴったりハマるだろう。ただ近年の需要としては、”翌日に残らない”ことがアルコール飲料を選ぶ際の重要なファクターになっているとも聞く。そうなると男子でも甘党で翌日に全く影響を引きずらず、リラックス感が楽しめるこの『カルピスサワー 手摘み白桃』も有効な気もする。

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:カルピスサワー 手摘み白桃

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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