牛乳、豆乳に続く第3のミルク『ライスミルク』3種比較! 気になる味・におい・飲みやすさをチェック。

経トレンディ「2015年ヒット予測ランキング20」にて第4位にランクインした「ライスミルク」。健康ブームの今まさに、牛乳、豆乳に次ぐ第3のミルクとして注目が高まっている! そこで特に気になる国産ライスミルクブランド『GEN-MY』『玄米でつくったライスミルク』『月天らいすみるく』の3種を飲み比べてみた。

 

そもそもライスミルクとは?

そもそも「ライスミルク」とは何なのか? 「豆乳」なら飲んだことがある人も多いだろうが、ライスミルクはまだまだ一般認知されていない。ライスミルクはその名の通り「米」(玄米)から作られている。豆乳同様、基本的には甘くない飲み物だ。米の粉末と水を基本として、各社独自の製法でサラリとしたミルク風のドリンクに仕立てている。海外のベジタリアンの中には「牛乳も牛を苦しめる製品だから摂りたくない」という主義を持つ人も多く、ライスミルクは牛乳の代用品として人気を集めた。海外では既にコンビニやスーパーで普通に買えるヘルシー・ドリンクという地位を獲得しているが、2015年、いよいよ日本にもブーム到来か!?  というわけだ。

 

今回は輸入品のライスミルクではなく、米にはうるさい日本人向けに、日本のメーカーが作った国産ライスミルク、3種類を比較する!

 

 

3つの国産ライスミルク、まずは原材料を比較。

ライスミルクGENMYIMG_3220

国産ライスミルク、注目の3ブランドの原材料をそれぞれ見ていこう。まず最初に、『GEN-MY』(195mlパック)。こちらは福井県にあるケイ・エス・ティ・ワールド株式会社の商品で、国産初のライスミルクなのである。原材料は福井県産の玄米と水のみで、完全無添加! 独自製法により、各種ミネラル・栄養素はそのままに栄養吸収率を飛躍的に高めた植物性の酵素ドリンク。

玄米でつくったライスミルクIMG_3221

続いてはお醤油でおなじみのキッコーマン株式会社『玄米でつくったライスミルク』(190g缶)。もともとヨーロッパ生まれのライスミルクは、現在も輸入商品が多数を占めるが「輸入商品ではなく日本の国産玄米を材料としたライスミルクが飲みたい」という消費者の声に応えて開発された、国産玄米100%のライスミルクなのだ。

月天らいすみるくIMG_3229

そして、ひと際大きな『月天(げってん)らいすみるく』(900mlパック)。こちらは福岡県にある創業250年の老舗・翁酒造株式会社が製造する商品で、原材料は鹿児島県産「伊佐ヒノヒカリ」。ミネラル豊富な水、大きい寒暖差、粘土質の土という米づくりに最適な環境が生んだお米が贅沢に使われている。

 

 

そもそも輸入品のライスミルクは砂糖や油を足しているものがほとんどなのだが、国産ライスミルクはどれも原材料まで国産で、シンプルな構成にこだわっていることがわかる。