保冷剤と一体化したお弁当箱『GEL-COOL』(ジェルクール)でひんやりお弁当を持ち歩こう!

『GEL-COOL』(ジェルクール)のちょっとした難点、使い方の工夫など

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ただし、外に出したフタはあっという間に冷たさがなくなっていく。保冷バックと合わせて使うことで、このお弁当箱はより力を発揮すると感じた。また、冷たいフタを取り出すと表面にたくさんの水滴がついてしまう。かなりボタボタと垂れるので、お弁当を食べる時にはティッシュやふきんなど拭く物が必須。
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保冷効果の目安は
外気温:30℃ 保冷時間(15℃以下):3時間程度
外気温:25℃ 保冷時間(15℃以下):4時間程度

保冷バックに保冷剤を一緒に入れた普通のお弁当は、周りの空気が少し冷やされる程度だが、このGEL-COOLは保冷フタ全体が冷えているので、最も食材に近い位置で、均一に冷やしてくれる効果があるのが良い。

普通のお弁当箱に保冷剤を入れて持つよりも、全体が冷えている印象。もちろん、冷たすぎるということはなく、程よい冷え感。暑い季節のお弁当は何かと心配だが、GEL-COOLのお弁当箱を使うことで、より対策が出来ると感じた。

公式ショッピングサイトでは交換用パーツも充実しており、パッキン、保冷蓋、中ふた、留め具、しきり、ゴムバンドは単品でも購入できる。

 

シリーズで使えば、保冷効果もデザインも◎

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今回ご紹介したのは、人気の北欧デザイン「アムセル・ベルリン」とコラボしたランチシリーズ。ラインナップは、ランチボックス(SGサイズとSサイズ)、ステンレスタンブラー、ランチクロス、ランチバッグ。おしゃれなデザインで、シリーズで揃えると可愛らしい。
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amsell berlin(アムセル・ベルリン)
スウェーデンのデザイナーが2004年に立ち上げたデザインデュオ。自然界に存在する形状や形態にフォーカスした抽象的なパターンが特徴。
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特にこの保冷バックはトート型をしており、中の部分が丸ごと取り外せる仕様で使いやすい。
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内側にはポケットもついており、さらに保冷剤を入れておける。ただし、ランチボックス(大・小)を重ねて入れると、ややチャックが閉まりにくい。

 

保冷フタ、中フタ以外の本体の部分は電子レンジ・食器洗浄機使用可能。フタを外せば、電子レンジにかけることが出来るが、2分以上連続での加熱は避けるようにとのこと。また、保冷効果があるからといって、食中毒防止を保証するものではない。使用には、衛生的な食器、新鮮な食材、適切な温度管理を忘れてはいけない。
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お弁当箱としては、やや重さはあるが、暑い季節には少しでも食中毒などの予防をしたいもの。フタを冷凍庫で冷やし、さらに保冷剤と一緒にランチバッグに入れることで、普通のお弁当箱よりも冷えが持続すると感じた。当然のことながら、お弁当を作る日の前日に、保冷フタを冷凍庫で冷やすのを忘れないようにしたい。保冷フタはゴムバンドがなければ固定できない。また中ブタはあるものの、汁気の多い食材はやはりオススメは出来ない。お弁当箱の形としてSGサイズはとても使いやすく、詰めやすい。シンプルなデザインのものや、他にもコラボデザインがあったりするので、お好みのGEL-COOLランチボックスを選んでみてはいかがだろうか。

 

価格は、ランチボックス(SGサイズ)が2,592円。ランチボックス(Sサイズ)は1,512円。

本体、しきり、留め具/ポリプロピレン(耐熱140度、耐冷-20度)
保冷蓋/ABS樹脂(耐熱60度、耐冷-20度)
パッキン/シリコンゴム
中ブタ/エラストマー(耐熱120度、耐冷-60度)
ゴムバンド/レーヨン、ポリエステル、ラバー

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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