レモンと氷でグッと美味しい!『ニッカハイボール アイスコーラ』夏限定で発売開始!キャンペーンも実施中
アサヒビールは6月2日、「ニッカウヰスキー」ブランドから夏季期間限定出荷で、『ニッカハイボール アイスコーラ』を発売した。その名の通り、ウイスキーをコーラで割った、いわゆる「コークハイ」だが、RTD市場では、コーク味は鬼門。この『ニッカハイボール アイスコーラ』は、一体どんな味わいなのか。さっそく“おためし”してみた。
缶入りハイボールで「ニッカハイボール」は、意外とウイスキーテイストがしっかりと感じられるところが、良くも悪くも特長だ。その「ニッカハイボール」シリーズから、夏限定出荷で『ニッカハイボール アイスコーラ』が発売された。
出荷は8月末まで。コーラの爽快感で、ウイスキー初心者にもハイボールのファン層を拡大させようという狙いを感じる。
しかしコーラの甘さは、意外とアルコール飲料のアルコールらしさを増長する。そこが、いわゆるライト感覚のRTDファンにどこまで受け入れられるのか。そこに「コークハイ」の難しさがあるような気がする。
それはともかく、さっそくプルトップを開けて飲んでみると、まずやはり感じるのは、「ニッカハイボール」らしい、しっかりとした“ウイスキー感”だ。そして次に舌を通じて感じられるコーラの甘さである。
自分でコークハイを作ると、ここまで甘くはならないが、この『ニッカハイボール アイスコーラ』のコーラの味は、舌の上に甘みが絡みついて残る。
アルコール度数は7%と、やや強めだが、その強さ以上に、記者にはアルコール度数がきつく感じられるのは、おそらくこのコーラの甘さや独特の味に起因するのではないかと思っている。
原料を見ると、ウイスキーの次に「糖類」、そしてさらに「甘味料(アセスルファムK)」。ここまで甘くするのは、どうしてなのだろうと思ってしまう。
そこでこのコークハイ特有の甘さを緩和して、グッと味を引き立ててくれる小道具を2つ。
1つは「氷」。グラスに氷を放り込み、そこに『ニッカハイボール アイスコーラ』を注ぎ込む。それだけで、コーラの甘さが軽くなり、ドリンク全体の爽快感が大きくアップするのだ。
そして2つ目は「レモン」。氷の上に注いだあと、レモンをサッと一絞り。これで、コークハイは生まれ変わる。
ご多分に漏れず、この『ニッカハイボール アイスコーラ』も、この2つの小道具を使って、100倍くらい飲みやすく爽快になった。舌に絡みついていた甘さも、きれいに消え去った。
朝ドラファンの取り込みを考えてか、缶の裏面にはマッサンとリタの写真入り。表面には、ニッカウヰスキーお馴染みのキングオブブレンダーズが配置されたデザイン。
若者のウイスキー離れが叫ばれているが、こうした期間限定での多様なハイボール展開で、新たな顧客層の開拓を狙いたいところ。
この『ニッカハイボール アイスコーラ』は、夏の期間限定で、どれだけのウイスキーファンを獲得できるだろうか。あなたもこの夏は、ぜひレモンと氷で『ニッカハイボール アイスコーラ』をお試しあれ!
今なら6月22日まで、プレゼントが当たるキャンペーンも実施中だ。