『いち井監修 焼きあご仕立ての塩』和風高級だしmeetsじっくり豚骨で抜群の旨味を醸し出した高級カップ麺!

潟で一番人気の行列店と称される長岡市のラーメン店「いち井」の味をカップ麺で再現した日清『いち井監修 焼きあご仕立ての塩』(97gうち麺70g・希望小売価格 税抜258円・発売中)。高級和風だしの王者焼きあご(飛び魚)のダシに豚骨スープを加えて塩味で仕上げたという和風ネクストステージな味わいは、きっと美味しいに違いない。

 

ロードサイドのお店には県外ナンバーの車も目立ち、開店前から行列ができることも珍しくないという長岡の「いち井」。飲食店の口コミサイト「食べログ」でもTOP1000に入る人気店だ。

営業はなんと昼のみで、日曜休み。ラーメン好きにとっては平日に遠征して一度は食べてみたい……そんなレア感あるラーメンだろう。

 

今回のカップ麺『いち井監修 焼きあご仕立ての塩』は、お店で一番人気だという塩ラーメンの再現だ。税込278円と高価格、販路もコンビニエンスチェーン「サークルKサンクス」のみの取り扱いとレア感も継承。フタをめくると粉末スープと香味油、かやく2種の袋が入っている。その奥に見えるのは中細のノンフライ麺。

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調理時間はチャーシュー、ネギ、メンマ、粉砕キクラゲ、赤唐辛子が入ったかやく2種を入れて4分待ち。ほぐれにくいノンフライ麺なのでポットのお湯は使わずにグラグラに煮立てた湯でチャレンジしたい。

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待ち時間終了、まずはノンフライ麺時のお約束として、スープを加える前に麺をほぐす。小麦の良い香りがしてすでに美味しそう。そこに粉末スープを投入するのだけれど、ドバっと大量。それもあごだしの良い香りの粉末。一気に飛び魚たちがスープに大挙してなだれ込むような感じ。

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すごく和風に振れたところで調味油を投入。するとじっくり丁寧に煮だした濁りの少ないマイルドな塩豚骨の風味が加わる。このハーモニー、素晴らしい! 海鮮と豚骨の絶妙なマッチングは、一口飲んで膝を打つほど。生臭さのかけらもない旨味の嵐だ、参った。

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塩とんこつに焼きあごを合わせた上品なスープに浮かぶのは濃厚脂味のチャーシュー。麺を食べるとキュキュっと音がするほどのシコシコ生麺感覚でこれまた絶品。味のついたメンマとキクラゲがアクセントとなりつつ、時折フィルインしてくるのが赤唐辛子のピリリ感。カップ麺としてはお高いよなと思っていた気持ちが吹き飛ぶ。お店のラーメンと比べるべきなんだ、これは。

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麺量も70gと大したこと無いのであっと言う間に完食。和風も豚骨も捨てがたいというわがままラーメンファンなら、良いとこ取りのこの『いち井監修 焼きあご仕立ての塩』をオススメ。アッサリだけじゃない濃厚な旨味がたまらない塩ラーメンだ。

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オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:いち井監修 焼きあご仕立ての塩

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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