感情の起伏を感じる!?可愛いロボット掃除機『ルーロ』隅まで掃除が行き届く不思議な“ルーローの三角形”が特長

いぶんと普及が進んできたロボット掃除機。誰しもが、ルンバに代表される丸い円盤形を想像するのではないだろうか。しかし、このロボット掃除機市場に、後発のPanasonicから、画期的な商品が登場した。それが今日ご紹介する『ルーロ』である。

 

この『ルーロ』、最大の特長は、その名前の由来にもなった「ユーローの三角形」の形状。このユニークな形が、実は掃除機として、なかなか具合がいいようで、その実力のほどが気になるところ。さっそく“おためし”してみた。

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箱を開けると、本体と充電台、そして本体のミニチュアのような形をしたリモコン、それに予備のブラシが入っている。

本体を取り出してみると、意外と軽い。正三角形をの3辺をまあるく曲線にしたような「ルーローの三角形」の形状で、2つの角の部分に、虫の触覚のような、回転するブラシが付いている。

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裏返しにすると、触覚のような回転ブラシがよくみえる。これが回転して、吸い込み口にホコリを運ぶ構造になっていて、吸い込み口自体、本体に対して幅広く付いている。

円形の本体よりも、この三角形の形状だと、部屋の隅に深く入り込めて、しかも触覚のような回転ブラシで隅のホコリを書き出し吸い取ってくれるのだという。さっそく充電台に乗せて使用準備開始だ。

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充電終了後、さっそく動かしてみると、思ったより音は静か。充電台から勝手に出て行って、まるで部屋の形状を探るかのように、部屋の周囲を探りながら掃除を始める。

最初の1周は、壁や家具などに当たりながら、行ったり来たりを繰り返して進むが、2周目になると、もうぶつかることはなく、ギリギリのところで衝突を回避しながら掃除をする。

ホコリが多い所に行くと、本体全部のLEDが赤くなって、がむしゃらに掃除を開始(するように見える)。逆にホコリが少なくなると、赤いLEDが緑になって、再び落ち着いて静かな掃除に戻る(ように見える)。

そんな様子を見ていると、この『ルーロ』は、人間の感情を持ち合わせて掃除しているかのように思えてくるから不思議だ。

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部屋の周囲をひとしきり掃除し終えると、今度は、周囲から部屋の中心部に入ってきて、これがランダムに縦横無尽に走り回る。とはいえ、全くデタラメに走っているわけではなくて、よく見ていると、部屋全体を隙間なく網羅して掃除していることがわかる。

わざとテーブルや椅子がゴチャゴチャ置いてある狭い場所で実験しても、うまく回転しながら、狭い場所に入り込み、そして掃除して出てくる。また本体の厚さが92mmで、おおかたの家具の下にはギリギリ入り込めるようだ。