トクホのノンアルビール系飲料『SAPPORO+(サッポロプラス)』が登場! “カラダに良いビール”は味も最高!

ッポロから何と、ノンアルコールビール系飲料で初となる”糖の吸収を穏やかにする”トクホ飲料『SAPPORO+(サッポロプラス)』(350ml・参考小売価格 税抜148円・2015年5月26日発売)が登場する。体に良いビール(系飲料)? なんてウマい話が本当にあるのかどうか、検証してみた。

 

『SAPPORO+(サッポロプラス)』のトクホの根拠は難消化性デキストリン

トクホの根拠は難消化性デキストリン。コーラで初めてトクホを冠した「メッツ・コーラ」に含有されていたことでもお馴染みの、清涼飲料水がトクホを得る時に一番ポピュラーな成分だ。つまりは食物繊維。無味無臭が特徴で本体に味の影響を与えることが少ないという特徴もある(もちろんよくよく味わえば炭酸の泡立ちなどに多少の影響はある)。

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難消化性デキストリン=食物繊維、糖の吸収をおだやかにするということだが、それが何故体に良いのだろう。それは糖を一遍に吸収すると血糖値が急上昇するからである。糖尿病の人間にはそれだけでも大問題だが、健康な人でも血糖値は急上昇させるとその後に急激な血糖値の低下を招き、その段階で血管がぼろぼろに傷むという害がある。

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もちろん肥満にもつながる。それが最近流行りの糖質制限ダイエットの根拠だ。この『SAPPORO+(サッポロプラス)』はさらに糖類もゼロなのでそうした糖質制限をしている人でも飲みやすいビールテイスト飲料なのである。

 

それで、味はどうなのか?

とは言え、美味しくなかったら全ては台無し。ノンアルコールでトクホで美味いという”夢のビール”は果たして実現できているのだろうか。

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プルタブを押し込んでみるとフルーティーな香りがする。
グラスに注いでみると水色はドライビール的なライトなゴールド。泡立ちも荒い粒ながらなかなかにビールのそれ。味は確かに発泡酒/第3のビール系にありがちな酸味も少しは感じるのだが、ごくわずか。それより際立つのはホップの爽快感と苦味。

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ブラインドテストでもごく普通にビールと答える人も多いのではないだろうか。食物繊維感も言われてみればほんの少しだけ粘りがあるきもするが、気のせいだろう。アセスルファムKを甘味料として使用しているが、変な甘さは感じない。あまりにビールなので、ちょっと酔っ払った気がするが、これも気のせいだろう。

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ドライバーとしてビールが飲めない場合、でも餃子や唐揚げなどビールの抜群のお供を食べる事になった時、文句なしに選びたいノンアルコールビールテイスト飲料。ドライな飲み口なので、ほとんどの料理に合うはず。他のノンアルコールビール系飲料と飲み比べるとよくわかるが、『SAPPORO+(サッポロプラス)』はビール特有のほろ苦さがよく感じられて、トクホであることを抜きにしてウマいと断言できるレベル。

 

『SAPPORO+(サッポロプラス)』は誰がどんな時に飲むのがベストか?

健康を気にする人、ダイエット中の人が食事に合わせて飲むのに最高だ。これだけビール味ならば文句をいう人はいないはず。

ちなみにノンアルなので扱いは炭酸飲料。ではあるけれど、実はこうしたノンアルコールドリンクもまた店頭で未成年は買えないという事実は知っていただろうか。もちろん法律的には問題ないのだけれど、メーカーとしては奨めていない。未成年がアルコール飲料に手を出すきっかけになることを懸念しているらしい。

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なので今回この『SAPPORO+(サッポロプラス)』では満20歳以上の成人の飲用を想定・推奨するために、オリジナルマークと警告文を缶に記載している。その流れで自販機でも販売されない模様。ちょっと不思議な状況ではあるけれど、大人のアナタは対面販売の店で入手して飲んでみよう。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:SAPPORO+(サッポロプラス)

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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