『タカラ焼酎ハイボール かぼす割り』はレトロな昭和のオヤジ・フィーリングがみなぎるプリン体ゼロの辛口!

かく最近目の敵にされがちなプリン体がゼロだということをアピールしているのが、宝酒造の宝焼酎ベースのお酒『タカラ焼酎ハイボール かぼす割り』(350ml/500ml・希望小売価格 税抜141円/191円・2015年4月28日発売)。これは限定生産となる。

 

鶏・牛のレバーや煮干し、ひいては納豆までに含まれるのがプリン体。健康上の敵という感覚もあるかもしれないが、旨味を生む成分でもあるのでそんなに悪いことばかりしているわけではない。プリン体単独で尿酸値を上げて痛風のもとになるかというと、そうでもない。実は元々ビールや発泡酒などに含まれているのはそんなに多い量ではないのだ。

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ただ落とし穴なのは、アルコールもまた尿酸値を上げるということ。つまりアルコールとプリン体が合体すると痛風リスクが上昇するというわけだ。なのでこうしたプリン体ゼロを謳うアルコールドリンクには一定の意味がある。もちろん焼酎自体には、元々プリン体は入っていないのだけれど……。

 

ともかく、さらに甘味料もゼロということで糖質も80%オフとなっているのもヘルス・コンシャス。果汁をたくさん使うドリンクだと豊富に糖質を含むものも少なくないのでこれも意味がある。

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さて肝心の味はどうだろうか。
プルタブを落とすやいなや香り立つのはずばり柑橘系、かぼすの爽やかさ。グラスに注ぐと爽やかな泡が立ち、弾けていく。一口飲めば、程よい酸味とキリリとした苦味でアルコール感はしっかり。ベースが焼酎であることとレトロなイメージのエンボス加工された缶から、何とも昭和気分が味わえる辛口の一品だ。良い意味で大人(オヤジ?)感があふれている。

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宝ブランドであり、かぼすという和風柑橘の決定版ということもあるのだろうが、ツマミは焼鳥か、串焼きあたりがしっくり来るだろう。アルコール分も7%と通常のビールよりも高めなので、それなりにきちんと酔う。プリン体がゼロでもアルコールだけで尿酸値は高められるので、くれぐれも飲み過ぎには気をつけたい。

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オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:タカラ焼酎ハイボール かぼす割り

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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