パナソニック『ビタミンサーバー MJ-L500』は1台2役! フローズンデザートも作れる低速ジューサー。

フルーツとヨーグルトを使ったフローズンデザートを作ろう

次にフローズンアタッチメントでフローズンデザートを作ってみよう。
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フローズンアタッチメントも、同様に容器に矢印を合わせて取り付ければよい。
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投入口に入る大きさにカットしたフルーツを冷凍しておく。今回は、ヨーグルトを一緒に入れることにした。ヨーグルトは製氷機などで一口大に凍らしておくと便利だが、シリコンカップを使うと、さらに扱いやすい。
冷凍したフルーツやヨーグルトは、しばらく常温にて自然解凍させる。つまようじが中心まですっと刺さる程度の固さが目安。作り方はジュースの時と一緒。今度は絞りかすは出てこないのでジュースカップのみ手前にセットする。
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スイッチを入れて、少しずつ材料を入れていこう。いちご、パイナップル、ヨーグルトのフローズンデザート。交互に材料を入れることで、マーブル状の仕上がりになり見た目も綺麗。
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こちらは程よくフルーツの食感が残り、粒々感が楽しめる。ひんやりとしたフルーツそのままのデザート。こちらも間違いなく美味しい。これからの季節、食材本来の美味しさで冷たいデザートを作ることが出来、ホームパーティーなどでも活躍しそう。
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フローズンデザートの場合は、フィルターがないので、洗うのは楽。もちろん、食器洗い置き場のスペースはいるがサッとスポンジで洗えばいいだけなので、ジュースよりは作業が簡単であった。

豆乳やスープも作れる

応用メニューとして、豆乳が絞れたり、スープが作れたりする。
スープ作りに関しては、ブレンダーなどを普段使っていれば少し面倒に感じるかもしれない。食材に火を通したスープを、少しずつお玉などを使って、投入口から注いでいかなければならないからだ。ブレンダーやミキサーを使わない人にとっては、この機能ももちろん役に立つだろう。

 

絞りかすもきちんと使おう!

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もちろん、絞りかすもきちんと使い切りたい。その日の料理に使ったり、お菓子作りに活用したり。すぐに使わない場合は、冷凍しておくことをおすすめする。

 

食材の準備~後片付けまでを一連の動作で行えるかどうか

フレッシュな美味しさと栄養価の高いジュースが楽しめる低速ジューサー。購入検討や使用時のポイントは、本体・食材の準備から片付け、絞りかすの有効活用までを一連の流れで行う余裕があるかどうかだと思う。フレッシュなジュースを飲めるのは良いが、前後の動作の方に時間が取られるので、例えば忙しい出勤前の朝時間にジュース絞りなどは、かなり余裕がないと出来ない印象。一連の流れを楽しめる人になら、強くオススメできる。

 

また、基本的には1度に1種類のジュースしか絞れない。味が混ざっても良いものならいいが、違う味を作りたい時には、洗浄してしっかりと容器を乾燥させる必要がある。絞りかすも、なるべく早く使い切った方がよいので、その日の献立に応用したり、使いきる為に作業する時間も考えた方がよい。

 

 

『ビタミンサーバー MJ-L500』 は、買いか?

パナソニック製品らしい細かな工夫は確かに見られた。省スペース、作動音の静かさ、洗いやすさ。いずれも「革新的」というほどではないが、評価に値する。重さも4kgと、他のものに比べて持ち運びしやすい印象を受けた。低速ジューサーの中でどれを買うか迷っているならば、候補の1つに入れて良い完成度だと思う。あとはやはり、口当たりの好みで選びたい。今回の検証において『ビタミンサーバー』で作ったジュースには絞りかすが程よく混じり、いかにも搾りたての生ジュースらしい口当たりだった。サラサラが好みの方には、合わないかもしれない。

 

 

公式ページにはタカノフルーツパーラー新宿店とコラボしたジュースメニューの紹介やレシピも充実しているので、ぜひ参考にしてほしい。店頭価格は30,000円前後。インターネット通販をはじめ、全国の家電量販店で購入できる。

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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