パナソニック『ビタミンサーバー MJ-L500』は1台2役! フローズンデザートも作れる低速ジューサー。

ナソニックより、独自の「ステンレスパーツ 一体スクリュー」を採用した低速圧縮絞りジューサー『VITAMIN SERVER(ビタミンサーバー)MJ-L500』が2015年2月に発売された。付属のアタッチメントでフローズンスイーツも作れる。

 

パナソニックから初の低速ジューサー!

昨今、注目を浴びている低速圧縮絞り方式のジューサー。スクリューをゆっくりと回転させて食材を圧縮しながらすり潰すことで、空気や絞りかすの混入が少なく、口当たりなめらかなジュースが作れる。1分あたりのスクリュー回転数は大きく違い、従来の高速ジューサーが1~2万回のところ、『ビタミンサーバー MJ-L500』はわずか45回転だ。また高速で絞るよりも、栄養価が多く残ることから美容や健康の面でも人気が高い。

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低速ジューサー人気は2~3年前から徐々に拡大しているが、ここにきて遂にパナソニックも参入。後発メーカーならではの工夫として『ビタミンサーバー MJ-L500』はスクリュー底部をステンレス化した独自の「ステンレスパーツ一体スクリュー」を採用しており、葉菜類や豆類などのかたい食材でも最後まで絞りきることができるという。

ほか、パナソニックらしい細かな工夫が、どんなところに盛り込まれているか……実際に使いながら検証してみよう。

 

『ビタミンサーバー MJ-L500』 本体の構造

まずは本体の構造を見ていこう。
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ジュースを絞るのに必要なパーツは、押し込み棒、ふた、スクリュー、ジュースアタッチメント(フローズンアタッチメント)、容器。そのほかに、ジュースカップ、絞りかすカップ、ブラシ。
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レシピブックと取扱説明書。
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ジューサーの要であるジュースアタッチメントの部分は、フィルター、ワイパーの2つに分かれる。

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本体の大きさは、幅18.5×奥行17.6×高さ43.2cm。電源コードの長さは1m。ジュースアタッチメントを取り付けた時の総重量は約4kg。低速ジューサーの中では、割とコンパクトである。使用時には、もちろんジュースカップと絞りかすカップを置くのでそれだけのスペースが必要だ。
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スイッチは側面にある。「入」「切/逆転」とシンプルな操作ボタン。「逆転」はスクリューを逆回転させたい時に、押しっぱなしの状態で使う。「入」は押した後、手を離しても回転は続く。
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パーツの組み立てはとても簡単。本体とパーツに矢印がついているので、合わせてセットしていく。
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最後にふたをカチャッとしめるのだが、この部分はかなり固く、力が必要だった。ここには安全装置がついており、正しく取り付けないと電源が入らないのは評価できるが、グイッとしっかり回さないとカチッと閉まらない。