『縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン』はショウガ・ニンニクを利かせた濃厚味噌スープ! 最後の一滴まで飲み干せ!

京都江戸川区船堀で2013年に開業したという、新興の有名ラーメン店「大島」。といってもいわゆるニューウェーブ系ではなく、札幌ラーメンの名店「すみれ」で12年の修行を経て暖簾分けを受けた、正統派のお店。そんな「大島」の店主大島剛史が監修したのがこの東洋水産による『マルちゃん 縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン』(110gうち麺80g・希望小売価格 税抜205円・2015年4月13日発売)なので期待せずにいられない。


「大島」は講談社発行「業界最高権威TRY認定ラーメン大賞2014-15」の「名店部門 みそ」で、見事1位に輝いたことでも話題に。ちなみにTRYとはラーメン王を含むラーメンの達人7名の審査員によって決定される、ラーメン業界最高権威機関。

 

カップの調理時間は4分間。パッとフタをめくるとフワリと広がる味噌の風味。そこに後入れ調味油を加えると、さらに香ばしさが加わって食欲全開になること間違いなし。

だいたいこの手の濃厚タイプはスープが溶け残りやすいので、念入りにかき混ぜる。麺は黄色い油揚げめん。かやくは味付挽肉、たまねぎ、めんま、ねぎの4種類。

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何より驚いたのはそのスープの滋味あふれる豊かな味わい。味噌が主役であることは間違いないのだが、香味油とともにするすると入ってくるその味は、豚のコクとともに奥底に多種野菜の旨味があり、それをショウガとニンニクで際立たせている、実にマジカルなスープ。脂っこいのが苦手な人にはつらいかもしれないが、脂と味噌とにんにくショウガの作り出すワンダーランドは、濃厚好きラーメンファンならきっと唸るはず。

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それに比べると麺は至って普通の折り畳まれた油揚げめん。しかしその特有のザラザラがこのスープをうまい具合に引っ張ってきてくれるのでとても技あり。

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ビッグという割には麺量80gなので大したことはない。ただ確実に濃厚な美味スープを最後の一滴まで飲み干すことになるので、かなり満腹にはなる。味噌ラーメン愛好家なら一度は手を出しておきたい。

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オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:縦型ビッグ 大島 味噌ラーメン

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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