『サッポロ一番 麺’sトッピング 博多とんこつラーメン 明太子ソーストッピング』は明太子風味で旨さを極める!

多ラーメン愛好家にとってうれしい明太子トッピングを体験できるカップ麺が、サンヨー食品『サッポロ一番 麺’sトッピング 博多とんこつラーメン 明太子ソーストッピング』(107gうち麺60g・希望小売価格 税抜240円・2015年3月発売)だ。

 

博多ラーメンの特徴は、同じ九州とんこつといえども熊本ラーメンのようなケモノ臭が少なく、見た目に反して意外にさっぱりしているところがあげられる。多くはストレート麺を使用して、女性のファンデーションのように白濁した豚骨スープが特徴。

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その楽しみ方はいろいろあるけれど、非常に重要なファクターとなるのがトッピング。ネギやチャーシューだけでなく、きくらげや辛子高菜、紅しょうがなどのバリエーションあふれるトッピングを選べて自分の好みで味わえるのも博多ラーメンの良い所。

そして博多の名物といえば辛子明太子! 博多のラーメン店でもこれをトッピングとして用意してある店は少なくない。白いスープをピンクに染め上げる明太子トッピングは非常に美味しい。でも正直カップ麺では望めないかと半分諦めていたところに、この『サッポロ一番 麺’sトッピング 博多とんこつラーメン 明太子ソーストッピング』である。期待するなというのが無理な話。

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使用しているのはノンフライめん。かやくのチャーシュー、キクラゲ、ねぎを投入して粉末スープと液体スープ、及び明太子ソースは後入れとなる。ノンフライめんとしては短めの3分調理を終えると、まずはめんをほぐすためにしっかりかき混ぜて、スープを投入していく。スープ色はこの時点では暗めのファンデーションカラー。そこに今回の肝である明太子ソースを入れて、赤く染め上げる…。

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と思ったらそれほどピンクに染まるわけではなく程よい着色。血色をよく見せるファンデーションレベル。仕上がっためんは若干ゆるやかなウェーブを描いており、細さと滑らかさが素敵。パリっとした張りと腰があって、チュルチュルっと小気味よくすすることが出来る。

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やはりうれしいのは、生タイプで味わえる明太子ソース。豚骨のみならずチキンも加えた旨みたっぷりのスープはガーリックも利いていて美味いのだが、明太子と合わさるとさらに海の風味が加わって無敵の旨さが加速する。

あえて言うなら本場の博多ラーメンに合わせたのかもしれないが、量が少ない。日清カップヌードルが70gなので、それよりも10g少ないノンフライめんは正直物足りない。博多ラーメン店では当然のごとく「替え玉!」と叫んで追加できるけれど、カップ麺ではそれもできないので何ともあっという間の食べ心地。

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さらに言うならきくらげが入っているんだから、紅しょうがも欲しかったというのは欲張り過ぎか。

その2点が気になったが、博多ラーメン明太子トッピングを気軽に味わえるのは非常にうれしい。量が少ないところもちょっとした小腹時の夜食やおやつとして考えればいいのかもしれない。博多ラーメン・ファンならとりあえず食べてみることをオススメする。

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オススメ度:(良い商品です)
公式サイト:サッポロ一番 麺'sトッピング 博多とんこつラーメン 明太子ソース

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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