ノズルが横向きになった『パイプハイター 高粘度ジェル』の使いやすさを検証してみた!

『パイプハイター 高粘度ジェル』(500g・オープン価格・発売中)は、従来の商品名と中身はそのままで、より使いやすい横向きノズル&スリムなくびれボトルデザインに生まれ変わったという。排水パイプ洗浄の重要性をおさらいしつつ、新ノズルの使い勝手を検証してみよう!

 

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排水パイプは詰まると悲惨!

排水口をなめてかかってはいけない。それは日常生活を脅かす恐怖。時にぬめり、悪臭を放ち、最後には詰まるという悲劇を巻き起こす。一旦詰まったら汚水が溢れかえり、キッチンを水浸しにするかもしれないし、集合住宅の洗面所や浴室で詰まれば溢れかえった水が階下にまで被害を与え、保障問題にまで発展することも珍しくはない。

そうした悪夢を現実にしないために、キッチンシンクの排水口にストッキングタイプのフィルターを使用している家庭も多いだろう。浴室でも髪の毛ストッパーを使用している人も多いかもしれない。

ただそれでも詰まるのが排水口。フィルターで大きなゴミを流さないとしても雑菌は繁殖し、ぬめりとなってパイプの内側を覆い、排水の通り道を狭めていく。そして結果、詰まる。大惨事。

そうならないためにも、日頃からぬめりの段階で詰まり要因を除去しておくことが重要だ。

 

『パイプハイター 高粘度ジェル』はノズルとボトルが変わった!

家庭でパイプの汚れを落とし、詰まりを予防できる洗剤は各社から販売されているが、今回紹介する花王『パイプハイター 高粘度ジェル』は今まであった同名製品の中身はそのままで、ノズルとボトルの形状が新しくなったもの。

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中身が同じなら大したことはないと思うかもしれないが、この2つの変化はかなり重要。かつてこの製品でも採用され、多くのパイプクリーナーで採用されている大型方形フォルムは見た目は力強いものの、注ぎ口のコントロールが難しいのが難点。大量に注ぎこむのには適しているが、ぬめり防止のために排水口の内側周囲にかけようとすると結構難しい。

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トクトクと上から垂らす方式では、狙ったところにかけられない。薬剤が汚れに付着しなければもちろん効果は半減。従ってフォローできなかった部分で雑菌が繁殖し、匂いやぬめり、果ては詰まりの原因になってしまう……。

 

それが新ボトルを実際に使ってみるとわかるが、横向きノズル&スリムなくびれボトルは非常に良好! コンパクトということはそのまま取り回しが楽ということにつながり、ボトル上部がすぼまっているデザインだと、深めの排水口の奥まで届きやすいのだ。握った分だけ、薬液が出る。チューっと水鉄砲のようにかけることも可能だ!

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