『でかまる 赤カラ味噌担々麺』は生タイプのシャキシャキもやしがアクセントになったガッツリ味噌の強力タイプ

洋水産より生タイプの”バリシャキもやし”の入った『マルちゃん でかまる 赤カラ味噌担々麺』(170gうち麺90g・希望小売価格 税抜210円・2015年3月23日発売)が登場。「麺屋ガテン」の味をいざ!


麺屋ガテン」はその名が表す通り、大阪・難波にてボリューム抜群のメニューを展開するガッツリ系人気店。

Yahoo! JAPANらーめん特集2014-2015内の「第6回 最強の次世代ラーメン決定戦!」の「ガツ盛り部門」で見事優勝を果たしたのも記憶にあたらしいところ。

IMG_0515

そんな「麺屋ガテン」監修で生まれたのがこの『マルちゃん でかまる 赤カラ味噌担々麺』。ボリュームは油揚げめんを使用してめん量90gだが、それだけでは終わらない。何とカップ麺でありながら最近では珍しい生タイプの低温殺菌製法のパリシャキもやしが具材となって入っているのが最大の特徴。他にもたっぷりの味付挽肉とねぎが入って、具沢山気分を味わえる。

IMG_0516

ともすると生タイプの具材はラーメン温度を下げてしまう諸刃の剣なのだけれど、この『マルちゃん でかまる 赤カラ味噌担々麺』のパリシャキもやし、フタを開けてそれと後入れスープ2種を取り出した後、ウェットなもやしを油揚げめんの上にぶちまけて、そこに熱湯を注ぐという荒業で温度低下を防いでいる。

IMG_0529

確かにグラグラに沸騰したお湯をもやし目掛けて注ぎ入れれば温度低下はさほどでもない。4分間の調理の後、フタを開けるとしっかりともやしにも熱が通っていることを確認できた。

そしてそこに粉末スープとフタの上で温めた液体スープを投入。粉末は茶褐色だが、若干オレンジの液体スープを入れることによって赤褐色のスープが出来上がる。プンと漂う味噌の風味。担々麺ではあるけれど、ゴマよりも味噌の香りが圧倒的に強い。

IMG_0543

深いカップなのでかき混ぜるのも一苦労。しかしその作業の中でこんにちはしてきたもやしを一本口に入れると見事にシャキシャキしていてその苦労はあっという間に報われる。カップ麺にはなかなか求められない生タイプのもやしの食感。たしかに美味い。

スープはどろんと迫力のある濃い味噌。ベースは豚。ニンニク臭がツンと来るいかにもスタミナ系な味わいに、練りゴマと豆板醤が加わった肉食系の味わいだ。脂の香りに入った粗びき唐辛子がアクセントになっているが、激辛というわけではなく程よい辛さ。辛さを追求するタイプの人は期待しないように。

IMG_0550

そんな甘辛な濃厚どろろんスープを絡めとるめんは、ふわふわもちもちの二重奏。丸刃で切った太めのそれは量感たっぷり、ズズッとすすればあっという間に体重が増えそうな、そんなガッツリのお手本のような味わい。味付挽肉とシャキシャキもやしが相まって、気分は体育会系部活帰り。

IMG_0556

きちんと腹が減っていればこのボリューム感は万々歳。逆に小腹程度ならちょっと多いかも。ラーメンには繊細さよりも力強さを求めるというアナタ、満腹にさせようとするパワフルな意志があってこそラーメンじゃないかと豪語するタイプの人々にとっては、大満足な一品だろう。

IMG_0510

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:でかまる 赤カラ味噌担々麺

記者

アバター画像

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

トラックバック