突いて、回して、こじる“万能”カッター!『ドラフィン』ホルダーに総焼入れステンレスを貫通させ硬度を増強!

と黒の精悍なデザインで、見るからに切れ味が良さそうだが、実はこのカッター、見た目だけではなく、非常にパワーアップされた実力の持ち主なのである。

カッターというと、オルファというガリバー企業があるが、今日ご紹介するのは、そのオルファにもラインナップされていない“付加価値”を持ったカッター『ドラフィン』シリーズ。発売元は、「TAJIMA」ブランドで知られる株式会社TJMデザイン(東京・板橋区)で、3月2日の発売である。

 

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まずこのカッターは、ドライバーにもなるのである。ホルダーの先端部が、ドライバーとして使用されることを想定して、形状と強度の設計がなされているのだ。

カッターという道具は、ついつい、その先端部分でネジを回そうとしたり、何かをこじってみたり・・・。身近な道具だけに、そうした使い方をされてしまうもの。ところが、それがホルダーを曲げたり潰したりする結果となり、結局、買い換えを余儀なくされてしまう。

だったら、最初から、そうやって“万能”に使えるカッターを作ってしまえと、開発されたのが、この『ドラフィン』なのだ。

ドライバーとしてだけでなく、ときにはペンキの缶のフタを開けるようなときの「こじる」作業にもOK。このドライバー部分は、焼入れされて強度を十分に上げてあるからだ。

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一方、『ドラフィン』のグリップの末端を見ると、くちばしのような形のフィン(爪)が付いている。先端部がドライバー、末端部がフィン、なので『ドラフィン』。それがネーミングの由来である。

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このフィンを使うと、段ボール荷物のガムテープをカットしたり、段ボールに折り目を付けたりといった作業が楽にできる。カッターで切ると、荷物の中身を傷つける可能性もあるが、このフィンならその心配はない。

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しかし、このように、カッターの先端部や末端部で、ネジを回したり、カンのフタをこじ開けたりすると、そもそもカッターの本体であるホルダー部分がねじれたり、曲がったりしないかという心配がある。

その点、この『ドラフィン』は、 カッター本体躯体(ホルダー)に通常品の3.5倍の硬度を持つ 厚さ 1 ミリの総焼入れステンレスを貫通させることで、カッター全体の強度を上げている。

このカッターを手に取って、両手で思い切りねじったり曲げてみるとわかるが、本当にガッチリしていて、壊れるような雰囲気は全くない。

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カッターで切り、本体先端の焼入れドライバー爪でネジを回し、カンのフタをこじ開け、本体末端部の焼入れ爪で、ガムテープを切ったり、段ボールに折り目を付けたり・・・。身近な道具であるカッターを中心に、万能ツールに近づけたような機能を持たせたのが、この『ドラフィン』なのである。

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最初の購入時、この『ドラフィン』には刃が付属していないので、別売りの替え刃を買う必要がある。

また『ドラフィン』は、刃のロックの方式の違いにより、3種類のシリーズがある。

記者が使用したのは、オートロック方式のL560。これは刃が止めた位置で自動で固定される方式のもの。それ以外に、刃をネジで締め付け固定するL561、ボタンを押していると刃が出て、話すと刃が収納されるL579、この3種類がラインナップされている。

価格は、3種類どれも税別1350円。この値段をどう見るかは、使い手の使い方によるのかもしれない。

オススメ度:(良い商品です)

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。元日経トレンディ副編集長。アウトドア好きで、八ヶ岳山麓に暮らす。文具、IT、メカもの、サイエンスものが好き。

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