『サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめん』はうにせん好きならきっとハマるほんわかウニ風味が心地いいハッピーさ

ンヨー食品は先日「金色不如帰 トリュフ香る塩そば」を出していたけれど、今度の高級食材はウニです、ウニ。ラーメンにウニ…、果たしてありなんだろうかと疑心暗鬼に駆られながら『サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめん』(96gうち麺70g・希望小売価格 税抜250円・2015年3月発売)を試食してみた。

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フタを開けるとコロッとしたオレンジ色の塊が。どうやらこれがウニそぼろ。ウニのお茶漬けの素に入っているものの大きめなタイプ。結構たくさん入っているので期待してしまう。粉末卵、しょうゆ、野菜エキスなどを練り込んだ細めの油揚げめんにお湯を注いで3分間。

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その後フタに引っ付いている小袋を中に開ける。

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すでにウニの香りがほんのりとはしているのだが、その小袋を投入したところフワッと広がるのはどことなく懐かしい……あ、うにせんの香りだ。香ばしさが広がる。

グルグルとかき回してめんをほぐしているとスープにとろみが出てきてウニスープともいえるルックスに。これはチキンとポークでベースを作った塩系のあっさりスープで、そこにウニの風味が追加されていて、思ったほど違和感がない。というか美味しそうな香り。

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スープを味わってみると、確かにウニの香りと塩系のあっさりスープが良いハーモニーを醸し出していて、滋味にあふれるタイプの美味しさだ。警戒した過度な磯臭さはなく、すっきりとなめらかな細いめんがよく合ってウニ風味が広がるのがいい。もちろんウニそのものを食べている感触ではなく、あくまでウニ風味。ウニそぼろも噛むと濃厚なウニの味がして楽しい。

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具材はウニそぼろの他にはネギのみというシンプルさ。でも歯ごたえのあるネギはポイント高し。全体的におとなしいけどきちんと美味しいところが理想的。パッケージのウニがドロっとというのは少々行きすぎなアートワークで、そこまでを期待してしまうと少々物足りないかも。

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それでもわずか250円余でウニ風味を堪能できるのはうれしい。本物のウニ愛好家というよりも、うにせんが好きな人ならバシッとハマるはずのほんわかした美味しさ。食事というよりもおやつとして気軽に食べたい一品である。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイト:サッポロ一番 贅の極み 雲丹らーめん

記者

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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