月桂冠『おちょこで日本酒 PONSHU』のデザイン和柄のボトルにくぎづけ。今後の女子会はおちょこで家呑み!

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それでは1杯、いただきます。おちょこで日本酒をのむという雰囲気がすでにおいしいのだが、ひとくちごくりと飲んでみると、思っていたよりも本格的な日本酒の味がしてびっくり。中級編というだけあって、飲みやすさはあり、でもしっかり日本酒の風味も香りもあり。普段はほとんど日本酒を飲まない記者だが、ごくごく飲んでしまいそうで怖くなるほど。「純米」のアルコール分は10度なので(一般的な日本酒は13度から15度が中心という)、カクテルよりもアルコール分控えめ。ふたりで飲むことを想定し、というコンセプトがあるらしいが、特別これだからふたりで、という印象はなくひとりでも十分おいしいと思う。

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続いて、初級編の「淡麗甘口」をいただく。こちらは甘口と表現されていて飲みやすそうだが、実はアルコール分は12度以上13度未満と、さきほどの中級編「純米」よりも高い。ごく一般的な日本酒のアルコール分だ。白いおちょこに注ぎコクリと飲んでみると、「純米」よりもはるかに飲みやすい。初級と中級との間にはわりと差があるのかも。すでに日本酒ファンだという女性にはものたりないかもしれないが、「日本酒仕立て」のお酒ではなくちゃんとした日本酒にチャレンジしたいと思う方には入り口にぴったり。食事の際にゆっくり飲みたい風味だ。

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最後は上級編の「超辛口冷酒」。漆黒のおちょこはまさに大人。超辛口という名前がついているが、どれくらい辛口なのだろうか? アルコール分は13度以上14度未満と、3種類の中ではもっとも高いが、あくまで一般的な日本酒の強さ。ひとくちいただくと、確かに辛口。舌と喉に辛さと刺激を感じる。料理と一緒に呑むと、それほど辛さを感じないのでほど良い。

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薄味の料理が好みの記者の個人的見解では、この「超辛口冷酒」が日本酒を呑んでいる感が一番あって気に入った。が、一度に全部呑みきるには至らず、次回に持ち越しは仕方がない。『おちょこで日本酒 PONSHU』は180mLびんだが、おちょこの8分め程度についてのむと約7杯分にもなった。ちびちび呑むのが日本酒、というイメージがあるが初心者には意外に十分すぎる量なのだ。

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月桂冠のホームページをのぞいてみると、イメージキャラクターの仲間由紀恵さんが着物姿でおちょこを手に「月」を呑む姿が。日本酒を呑む女性は美しい、そんなイメージが定着していくことを願う。もしもこの春、日本酒デビューをするのなら、着物を着て女子会を開いてみるのもいいかもしれない。

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オススメ度:(買っても損はない)
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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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