ペンチでひっぱたいても割れない!『グリーングラス』 メガネの聖地・福井で生まれた「目を守る!」新ブランド

だカッコイイとか、オシャレとか、まぶしい!とか、そうした目的のサングラスではない。これは完全に「眼を守る」ことにこだわり、そのための品質を追求したセーフティーグラスなのである。

その名は『グリーングラス』。ものづくりニッポンが誇るメガネの“聖地”・福井のメーカー、株式会社ハグ・オザワ(福井県福井市)が開発した新ブランドの商品だが、その品質がハンパじゃないのだ。

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この『グリーングラス』、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア・ニュージーランドの厳しい安全規格をクリアした高品質、高水準であることが大きな“売り”である。が、そんな“肩書き”はともかく、実際、それがどれほどのものなのかを実験してみたのである。

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「目を守る」というからには、例えば、自転車に乗っていて転んだり、あるいは自動車が飛ばした小石が飛んできたり、折れた木の枝がぶつかってきたりしたようなときに、レンズが割れて目に入るようでは、かえって危険である。つまり、目の前のレンズが、衝撃によって割れて飛び散るようなら「使えない」ということなのだ。

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実際、先の国際規格をクリアするには、厳しい耐衝撃テストなどもクリアしないといけないのだが、記者も、この『グリーングラス』に過酷な衝撃テストを実践してみたのである。

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例えば、『グリーングラス』を2階の窓から地面に放り投げたり、レンズに小石をぶつけてみたり。でもその程度では、まったくビクともしない。まあ多少、レンズ表面に傷は付くが、そんな軽い衝撃では、全く問題ないことは、やる前から十分に予想していた(これでも普通のメガネなら確実に壊れるが)。

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そこで、まず自転車から転げ落ちて地面に顔を打ち付けたと想定して、『グリーングラス』を思いっきり地面に叩きつけてみると、やはり何ともない。今度は、小石が目に向かって、猛スピードてぶつかってきたことを想定して、ペンチの角で、思いっきりレンズを何度も叩いてみた。が、やはりレンズは割れなかった。おそらく、通常の衝撃で、このレンズを割るのは、無理ではないだろうか。

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そうはいっても、さすがにレンズは傷だらけ。機種によっては、テンプル(ツル)が折れたが、レンズは決して割れず、しっかりと目を守りきっていた。