世界初のハンディ洗濯機『コトン(COTON)』を使ってみた! 叩き洗いで自宅で楽々シミ抜きできる!

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上部にあるスイッチを押すと、1分間に約700回の振動。手作業では不可能な早さで汚れを素早く押し出していく。

自分で用意するものは、キッチンペーパー、洗濯用液体洗剤、綿棒など。 汚れの種類によって、落とし方は違うので注意しよう。

 

『コトン』で、醤油のシミを落としてみる

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まずは、醤油の汚れを落としてみよう。 キッチンペーパー2枚を重ねて、四つ折にして、付属のマットの上におく。 醤油のシミがついた部分をおき、汚れの裏側からヘッド部分でたたき洗いをする。 5秒くらいを目安に、キッチンペーパーの綺麗な場所へ移動させていく。 汚れはキッチンペーパーに移るので、こまめに移動させた方がよいだろう。 コツは汚れの外側から内側へ叩く事。汚れを広げないようにしよう。

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今回の醤油のシミは汚れてすぐに落としたので、洗剤を使わずとも、水だけで綺麗に落とすことが出来た。 そもそもシミ抜きの基本は、出来るだけ早く、叩いて落とすこと。 そして、絶対にこすらないことである。

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記者もタオルなどに挟んで、汚れを叩いて落とした経験があるが、やはり機械ならではの安定した振動で手作業よりも楽に、早く、綺麗に落とすことが出来る印象だ!

 

口紅の汚れを落としてみよう

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次は口紅の汚れ。 こちらはボトルに水を入れずに、まずは液体洗剤をつけてたたく。 こうすることで、しっかりと洗剤が繊維の奥まで届く。 その後、ボトルに水を入れて、叩いて水洗いをしていくと汚れを落とすことが出来る。 口紅のはやはり醤油よりも落ちにくく、何度も叩いたり、キッチンペーパーを変えたりと時間がかかった。 結果、うっすらと口紅の色素は残っているのだが、ある程度は落とすことが出来ており、ここまで自宅で出来るのなら良いのでは? というレベルの仕上がりを得られた。

 

襟周りや袖周りの部分洗いにも『コトン』が使える?

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『コトン(COTON)』はシミ抜き以外にも、頑固な部分汚れにも使えるという。記者が1番期待するのは、ワイシャツやブラウスなどの襟周りや袖周りだ。 この部分には、液体洗剤を染み込ませて、『コトン』で予洗いしてから、家庭用洗濯機で洗うことで、より高い洗浄効果を発揮する。 しかしながら、シミの時とは違い、叩く範囲が広いので、1枚のワイシャツやブラウスの予洗いにはそれなりに時間がかかる。 これはなかなか大変だった……。 やはりピンポイントのシミ抜きこそが、『コトン』の本領と言えそうだ。

 

結論、『コトン(COTON)』は買うべきか?

今まで、自宅では諦めてしまっていた食べ物のシミやその他の汚れを、『コトン』があれば落とせるようになる。 クリーニング代の節約にもなるし、クリーニング店に持ち込む時間や手間がかからないのが良い。 水と洗剤を染み込ませ叩いて汚れをペーパーに移すという、原理は単純だが、やはり専用ツールならではの使いやすさがあるし、 「汚れを落とすぞ!」というモチベーションも上がる。 手でシミ抜きするのに比べ、布が濡れる範囲がピンポイントで済むのも良い。たとえば昼食でシャツにシミを付けてしまった場合、『コトン』で応急処置をして、その日は同じシャツを着て過ごすといったことも可能になる。