『FAUCHON フォション 希少糖アップルティー』が演出するのは英国貴族のティータイム!りんご果汁が良い味!

19世紀からグルメ・シーンに君臨、フランス・パリに本拠を置くFAUCHONの紅茶といえば、世界の一級品ブランド。そんなフォションとアサヒ飲料株式会社(東京都墨田区)が話題の希少糖入りでローソン限定で発売したのが『フォション 希少糖アップルティー』(450ml・希望小売価格 税抜151円・2014年11月11日発売)だ。

 

今回のエポックといえばやはり「希少糖」を使用していることだろう。希少糖というのは砂糖の7割程度の甘味がありながら、カロリーはほぼゼロ。さらに、食後の血糖値上昇を緩やかにして内臓脂肪の蓄積を抑えるという、まさに夢の甘味料なのだ。※詳しくは過去の特集をご覧頂きたい。

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ただここで落とし穴。現時点ではまだまだ開発の段階で、あちこちで品薄・売り切れを巻き起こした代表製品の希少糖含有シロップ「レアスウィート」にしてもその含有量は15%という、まだまだ本格的な量産体制には程遠いシロモノなのである。

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したがってこの『フォション 希少糖アップルティー』にしても、希少糖のみで甘さを生み出しているわけではない。原材料名を参照してみればわかることだが(成分の多い順に表示することが義務付けられている)、砂糖類がまず最初に来て、そのカッコ書きで果糖ぶどう糖液糖、砂糖、希少糖シロップと第三の地位に甘んじている程度の含有量なのである。そしてえその希少糖含有シロップの希少糖含有率が15%程度と考えると…。もはや気持ちの問題である。

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そんな希少糖話はともかくとして試飲してみよう。
グラスに注いでみると見た目はほんのりとにごった黄金色の紅茶カラー。香りはアップルの香りがふわりと上品に立っていて、まさにフォションともいうべき格調高さがみなぎっている。
アップルフレーバーというわけではなく、果汁を0.7%しっかりとそこに入れ込んだことから出る自然なリンゴの香りは女子中心に誰もをうっとりさせるに違いない。

口に含むときっちり煮出された紅茶の風味が軽いとろみとともに入ってくる。問答無用に紅茶としては高級な部類。無駄な雑味もなく、紅茶本来のもつ芳しい香りが華やいでいて、それに嫌味のないリンゴのフレイバーが合わさるから、非常に贅沢な印象を受ける。

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甘み自体も実にソフト。ふわりと広がる控えめな甘みは紅茶のまろやかさを損なわずに、貴族的な飲み口でノドを潤してくれる。後味含めてすべて美味。これを151円で味わえるんだったらもう何もいうことはないんじゃないか。

それでもなお文句をつけるとしたらカロリーオフの部分。100gあたり18kcalということで、450ml換算で81kcalとなるから、数多のゼロ飲料に近いとは少々いいがたいところ。でも美味しいんだからそのくらい目をつぶりたい気が大いにする! とにかく味は良い!

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:フォション 希少糖アップルティー

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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