『カルピスフルーツパーラーなめらか完熟白桃』一見ネクターのようでいてすっきりとした味わいでグイグイいける

酸菌飲料の代名詞ともいうべき「カルピス」ブランドを擁するカルピス株式会社(東京都渋谷区)から完熟白桃の魅力を組み合わせた期間限定新商品『カルピスフルーツパーラーなめらか完熟白桃』(500ml・希望小売価格 税抜140円・発売中※1.5Lペットボトルも有)が出た。

 

シーズン的に桃フレイバー商品が多く投入される昨今、カルピスによる桃味はどんなものになるかと期待されるところだけれど、その回答は予想を上回るさわやかなめらか風味の仕上がりである。

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その本気さは表示こそ「果汁10%未満」ではあるものの、原材料名トップに「もも果汁」が来ていることからもわかる。それもただの桃フレイバーではない、完熟した桃である。

さっそく試飲してみる。
スクリューキャップを開けると漂うのはすっきりとしたピーチフレイバー。カルピス特有のさわやかな乳製品の香りとこれがマッチしていてとても癒やされるフレイバーだ。

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グラスに注いでみるとほんの少しだけカロチン色素によるオレンジ色が加わった、白濁とろみ系。波打つ水面もまたまろやかで上品だ。ひと口含んだ第一印象はずばり”飲みやすい”。一見ネクターのようでいて、カルピスベースのせいか実にスッキリとした味わい。そのままゴクリとノドを経過してもまださわやかなまま。

つまりこれは甘味と酸味が非常に良いバランスで完成している証拠だろう。ネクターにありがちな口残りもなく、ゴクゴクとノドを鳴らして飲んでもいいくらい涼やかにスッキリとしている。これからの暖かくなっていく季節に向けて、この甘酸っぱさは非常に有利だ。

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使用されている完熟白桃に雑味が全く感じられないのも、源泉果実を謳っているだけある。桃果汁自体はスペイン産/スペイン加工だが、日本の桃果汁と言っても通用する味わい。

500mlは決して少なくない量なのだけれど、この上質な乳酸菌フレイバーと白桃風味で、普通のカルピスウォーターよりも飲みやすくなっていると感じた。そう、グイグイと飲み進めたくなってしまうのだ。

その甘みの中心は桃果汁であり、果糖ぶどう糖液糖というおなじみのものだが、他にもアスパルテームなどの甘味料での調整がお見事なのではないかと感じた。

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1本飲み干すと約100kcal。これだけのしっかりとした甘みとさわやかな桃味を楽しめるのなら、結構良心的な数値だと思う。

オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:カルピスフルーツパーラーなめらか完熟白桃

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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