豚と鶏と海の幸と辛味噌の風味が一気に襲いかかる『本気盛(マジモリ)豚骨鶏魚介の辛味噌ラーメン』にKO確実!

“マルちゃん”でおなじみ東洋水産株式会社(東京都港区)が、”今までになかった新しいラーメン=「次世代ラーメン」を生み出す”ことをコンセプトにYahoo! JAPAN/TRY(トライ)とともに開催したのが「第6回次世代ラーメン決定戦!」。その準優勝作品が『マルちゃん 本気盛(マジモリ)豚骨鶏魚介の辛味噌ラーメン』(106gうち麺80g・希望小売価格 税抜205円・2015年2月2日発売)である。

 

この『マルちゃん 本気盛(マジモリ)豚骨鶏魚介の辛味噌ラーメン』をプロデュースしたのは、ラーメンファン以外にはあまり聞き覚えがないかもしれないが、2012年オープンの鹿児島県鹿児島市の新興勢力人気店の「Noodle Laboratory 金斗雲」。歴史は浅いがあっという間に人気店になった実力派ニューカマーだ。

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新世代のラーメンというのが何を表すのかは幾分モヤっとしているが、実際に味わってみよう。

タテ型カップの上に貼付されている調味油をはがし、油揚げめんに向けて約430mlの熱湯を注ぐ。すでに茶褐色に彩られた粉末のスープからは赤味噌系の良い香りが香りだす。かやくは味付挽肉、たまねぎ、ねぎ、なるとの4種。

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原材料名を見てわかったことだが、この麺にはすでにチキンエキスなどの隠し味が仕込まれている。なるほど、スープだけに味は任せられないということか。すでにガツーンとした味わいを予測して唾液が分泌されてしまう。

調理完了、沸き立つ辛味噌の香り、そこへ注ぐ後入れ調味油。めん量は80gということでやはり多い。がっさりもっさりとかき混ぜるのも一苦労だ。
だがその苦労もスープをひと口飲んだだけでもうどこへやら。豚骨鶏魚介ベースといういわば全部ダシともいうべき濃厚な圧力が舌の上にズシンと来るのだ。そしてそれを名マエストロのごとくまとめあげているのは辛味噌。全てがケンカすることなく、ドロっとしたスープに全ての旨味が包み込まれているんだからたまらない。これは美味い。

興奮も収まらぬまま麺へ。ガッチリとしたコシと太めのカットの角形油揚げめんだが、やはりこうした濃い目の味付けのラーメンにはうってつけ。滑らかにスープを絡めとり、ごっそりと口の中に運び込んでくる。

まさにガッツリ食べたい人のための一杯。ただしここで書き留めておきたいのは、それが決して油まみれのボリューミーというわけではないところ。大方のスタミナ系カップ麺と違って、オイリーさはむしろ少なめ。辛味噌の効果もあるだろうが、後味もスッキリしているし、何より口中を満たすのは豚と鶏と海の幸と辛味噌という自然界のさまざまな生物が生み出したハーモニー。「本気盛」の文字に男性限定と誤解されてしまいそうだけれど、女子でもこの味わいは気に入るのではないだろうか。

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さらにこの『マルちゃん 本気盛(マジモリ)豚骨鶏魚介の辛味噌ラーメン』の魅力を高めているのがそぼろ状の肉の存在。玉ねぎの感触やネギの風味が良いのはともかくとして、通常のカップ麺に比べて明らかに本気で入れ込んでいる。食べても食べてもなお、底の方からわき出てくる肉そぼろ。これはもうこの商品の魅力の決定打と言っていいのではないだろうか。

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カロリーは483kcalと思ったほどは高くない。
デファクトスタンダードの日清カップヌードルが447kcalなのだからこの迫力の味わいでこれならヘルシー面でも上出来だろう。
旨みたっぷりの味噌系ラーメンが食べたくなった時のファーストチョイスとしてもおそらく損はないはず!

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オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:本気盛(マジモリ)豚骨鶏魚介の辛味噌ラーメン

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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