沖縄そばのカップ『きしもと食堂 きしもとそば』に脱帽!前門のかつお節に後門の豚であっさり風味を再現!

洋水産株式会社(東京都港区)と株式会社ファミリーマート及び株式会社沖縄ファミリーマートにより共同開発されたのが沖縄そばファン待望の『きしもと食堂 きしもとそば』(120gうち麺86g・希望小売価格 税抜200円・ファミリーマートにて20万食限定発売)である。

 

沖縄県では馴染み深いけれど近隣に駐車場が少なく、なかなか食べるに食べられない名店として知られるのが創業110年の「きしもと食堂」。

沖縄中心地の那覇からも離れている沖縄県国頭郡本部町にあることから、そのうまさは聞きつけてもなかなか沖縄に観光で訪れても行きにくい場所にあるのが特徴だ。

そんな隠れた名店中の名店「きしもと食堂」ががっつり監修した(しかも株式会社沖縄ファミリーマートまで参戦した)というからファンは居ても立ってもいられない。

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さっそく試食してみよう。
必要湯量は530mlと余裕の半リットル越え。フタを開けて中に入っているのはかやく2袋と液体スープ。かやく2袋(味付け豚肉、ねぎ、かまぼこ)はすかさず麺の上にぶちまけて、お行儀良くたたまれたカップうどん風の白い麺にお湯を注ぎ込む。

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熱湯5分で調理完了。フタを開けるとかすかなかつお節の香り。そこにフタの上で温めておいた液体スープを流し込むと一気にかつお節の香ばしい香りが広がる。もうよだれ全開だ。

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ラーメンでもなく、そばやうどんのようでいてちょっと違う沖縄そば独特の香りは好きな人にはたまらない。まずはスープ……、いや汁から飲んでみる。
前面に出るかつお節、後方に控える豚のベストバランス。なんだろう、このほっとする感覚は。もちろん醤油味がベースなので国民性にも響くのかもしれないが、疲れた胃腸を癒してしまいそうなこの滋味がたまらないのだ。

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めんはコシがありつつ、もっちりなめらか・つるるんと良い感じ。もちろん本家沖縄そばのようにストレートにはなっていないが、気分は充分沖縄そば。
食べ進めていくと現れるかまぼことソーキ肉状の肉塊。ビーフジャーキーのように乾燥した肉がふやかされてちょうどいい食感に。歯ごたえも充分だ。

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麺量は86gとかなりの量があるのだが、基本的にあっさりとした食べ心地なので、意外とするする入っていってしまう。きっと沖縄そばの美味しさを知っている人なら、ぜひ泡盛と一緒に味わいたいと思うに違いない!

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個人的には紅しょうがが入っていたら最高だったな…。

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オススメ度:(絶対におすすめ)
公式サイト:きしもと食堂 きしもとそば

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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