磁石のおもちゃ『ゲオマグ(GEOMAG)』で遊ぼう!! バーとボールを磁力で自由に組み立てられる!

イス製の磁石のおもちゃ『ゲオマグ(GEOMAG)』をご紹介しよう。直径1.2cmほどのパチンコ玉のような金属のボール。長さ5.8cm、直径0.7cmの磁石のバー。この2種類のパーツから、バーの磁力を用いて色々な形を組み立てていくおもちゃである。
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ブロックや積み木の場合は、「縦・横・高さ」の方向へ広がりを持つが、『ゲオマグ』はその制限がなく、斜めの方向へも広がりを持たせられる自由さがあるのが特徴だ。ブロック遊びではできない幾何学的な形や、二次元、三次元のリアルな模型など、組み立て方は無限にある。

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今回のセットには、青と水色のバーが合わせて20本。ボールは18個。それに加えて、組み立ての土台となるプレートが2枚入っている。また、色々な組み立て図が掲載されているガイドが1枚。日本語表記ではないが、ほぼ図のみなので子供でも理解出来る内容となっている。

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バーとボールが磁力で引き合うので、「カチッ」とくっつく感覚も面白い。

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1本のバーで約5個分のボールをくっつけられる強い磁力があるので、組み上がりもしっかりとしている。

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EN71(欧州玩具安全規格)の基準を満たすことでその安全性と品質の高さも証明されている。
『ゲオマグ』で考えながら手先を動かして遊ぶことにより、創造力を育む右脳と論理と数学技術を育む左脳を同時に活性化させ高めることができる。6歳以上の発育期の子供たちには、想像力を養う知育玩具として最適なのだ。また、子供だけでなく大人にも知的刺激となるので、幅広い年齢層で楽しめる。

 

手を使う能力や平衡感覚を育成するので、病院などで手指のリハビリなどにも使用されており、運動機能の回復や向上にも用いられている。

中に入っている遊び方ガイドには、色々な展開図や組み立て例があるので、それを参考にまずは遊んでみると良いだろう。

 

収納についても、とてもコンパクト。ただし、発砲スチロールに入っているだけなので、他の箱や袋などをそれぞれ用意した方がいいかもしれない。
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実際に遊んでみると、立体のカタチを作り上げていくのはとても楽しく、綺麗に仕上がっていく。カチッとくっつく感覚を楽しみながら、考えならがら手先を動かす。空間的認識能力なども必要になってくるので、まさに脳を働かせるおもちゃと言えるだろう。

 

発達心理学的にも、こういった手先や脳を使うおもちゃは、子供たちの発育に影響を与えることがデータとして分かっている。

液晶をのぞきこんで熱中するゲームもすべてが悪いわけではないが、遊びにもバランスが大事である。こういったシンプルなおもちゃで遊ぶのも、やはり必要なのではないだろうか。立体や空間を遊ぶおもちゃとして、『ゲオマグ』はオススメである。

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しかしながら、現在、日本でどのタイプの商品を取り扱っているのかはっきりとしていない。本商品も海外版のものに、日本語のシールが貼られてあるもの。海外では、今回紹介したセットよりも豪華なものなどが展開されていたり、ボールやバーの本数がもっと多く入っているものがあるが、国内の販売ルートにはなかったりする。

インターネット通販などで多少取り扱っているが、販売が終了しているものもあり、価格帯も様々である。
今回ご紹介したタイプは、アマゾンにて約3,700円となっている。

オススメ度:(買っても損はない)

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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