『パリパリのり切り隊』で海苔が噛み切りやすくなる! 今話題の“おにぎらず”にもオススメ!

ーネスト株式会社より2015年1月5日リニューアルして発売された『パリパリのり切り隊』。172個の突起で海苔に穴を開け、海苔を噛み切りやすくするアイテムである。

 

コンビニおにぎりの秘密

コンビニのおにぎりの海苔は、なぜパリパリなのか? 決して、湿気を防いでいるわけではない。その秘密は、海苔に小さな穴が開いているからなのだ! その技を家庭でも取り入れられる、おにぎりの必需品とも言えそうなこのアイテム。海苔が切れやすくなり、食べやすくなるという、実際の効果はどうだろうか、検証してみた。

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セット内容は、穴開け器とシリコンシートの2点。
大きさは、穴あけ器が幅11cm×奥行10cm×高さ4cm。
シリコンシートは、幅11cm×奥行11cm×厚み0.3cm。
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使い方は簡単。シリコンシートの上に海苔をのせ、穴開け器を底のカーブに沿って手前から奥へと序所に力を加えていくだけ。

海苔の大きさにより、数回に分けたり、海苔の位置をずらして穴を開ける。
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穴を開けた海苔といつもの海苔で作ったおにぎりを食べ比べてみた。記者は穴を開けていなくても、さほど食べにくいと思ったことはなかったのだが、確かに穴を開けた海苔は噛み切りやすい! 無理な力が加わらないので、おにぎりの形を崩してしまうということもない。

 

大判海苔の「おにぎらず」なら、効果は顕著!

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さて、今話題のおにぎらずも作ってみよう。おにぎらずは1枚分の海苔を使い、ごはん・具材を置き包むというもの。この場合も、海苔をずらしながら穴を開けておけばよいだけ。計4回の穴開けを行った。
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ごはんをのせ、具材(チーズ、シーチキン、水菜)をのせる。※レシピは記者オリジナル
さらにごはんをかぶせて、海苔で包む。ラップで形を整えて、海苔が馴染むまでしばらく待つ。
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おにぎらずの場合、海苔の面積がおにぎりより広くなるので、穴を開けたことにより、かなり食べやすくなる印象を受けた!

 

弱点を挙げるとすれば……

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穴が開いたことにより、海苔が破けやすくなってしまうわけで、この点は注意したい。おにぎりや手巻き、海苔巻きなど、ごはんを包んだりのせたりというちょっとした作業で、海苔が破けてしまうのだ。いつもと同じように扱っていると失敗する恐れがある。
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そして収納については、突起部分がかなり鋭利な為、気をつけた方が良い。うっかり手が触れてしまうと結構痛いし、特に小さな子供たちがいる場合は、完全に手の届かないところへ置いておくことが重要だ。突起部分に何かカバーなどがついていると、もっと良いのではないかと思った。

また、洗い物をする時にもスポンジだと引っかかってしまうのでブラシなどで細かく洗う必要がある。

 

簡単で、効果が明確だから楽しい!

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海苔が喉に張りついたりしないので、穴を開けて噛み切りやすくすることで、小さな子供や高齢者にとっては、食べやすくなる。

普段のお弁当や行楽シーズンののり弁やおにぎり、手巻き寿司、軍艦巻き、恵方巻き(海苔巻き)、おにぎらずと、日本人であれば海苔を使うシーンが意外と多い。これがなくても困ることはないが、お弁当やいつもの食卓で海苔の出番が多い人には持っていてもよいアイテムかもしれない。

販売価格は900円(税抜)。

全国の量販店、お弁当グッズ売り場をはじめ、インターネット通販などで購入できる。

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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