電動で野菜をスライスする『クルクルベジスライサー』で2種類の切り方を楽しんでみよう!
次に野菜を準備する。
野菜の大きさは最大直径8cm、最大高さ8cmまで。上面と底面が水平になるようにカットしておく。高さが8cm以下でも、曲がった野菜や先が尖った野菜ではうまく押さえることが出来ないので注意。なるべく筒状の野菜が好ましい。
ニンジンをスライスディスクで、大根をせん切りディスクでスライスしてみる
皮を剥いて、8cmの長さにカットしたものをセットする。大きな太い材料でも、小さな細い材料でもディスク中央の突起に合わせて入れる。
- カップに本体をのせ、食材に対して水平に本体取っ手から力をかける。
- 電源プラグをコンセントに接続して、本体を持ち上げて取っ手部分のスイッチを押す。
スイッチを押し続けていると、中のスパイクが回転。離すと止まる。
持ち上げて使うので、スライスした野菜を受け止める皿やボウルも用意しておこう。
くるくる、ひらひらとしたニンジンが出来上がり。とても綺麗にカット出来ている。
何度かやってみたが、野菜は最後までスライス出来ない。余ってしまう部分が多少出来るが、大半のスライサーはそういうものだと思う。
次に千切りディスクを取り付けて、大根をスライスしてみよう。こちらも、綺麗に手早くスライスすることが出来た。千切りの場合も同様に余る部分は出来てしまう。
購入のポイントは持ち上げて使うことに抵抗がないかどうか
購入の際にポイントとして考えてほしい点は、何と言っても本体を持ち上げて、キープしながら使わなければいけないところである。
そして、その本体の中ではスパイクがぐるぐると回転するので、ある程度の力で食品を押さえつけ、支えながら、ボタンを押し続けなければならない。スライスする時に必ず手首や腕、肩に力が入ってしまうのだ。
本体の重さは720g
本体の重量は720gあり、野菜をセットすると800gは超えてしまう。動いているものを使うという点では、やはり重さを感じる。
スライスする時間は短いが、持ち上げているため安定感にかけ、女性の場合は手や腕が疲れてしまう。
記者が今まで使ってきたスライサーは、台に置いて使うタイプのもの。空中に浮かせてスライスする仕様は初めてなので、慣れていないだけかもしれないが使いづらさは感じた。首や肩、手首に負担はかかりやすいので高齢者や痛みを抱えている人には、この『クルクルベジスライサー』は向いていないかもしれない。
中に入れる食材により力加減は変えないといけない
中に入れる食品の固さによって、押さえつける力も変わってくる。また、細い野菜は中央に差しても中で倒れてしまうことが多い。使い慣れるには、コツが必要になってくる。
もう1点、円形型の刃を取り付けた部品をカップに取り付けるのだが、この部分が非常に固くて扱いづらい。
もちろん、動かしている時に簡単にはずれてしまっていけないのだが、取り付ける仕様が「溝にかませるだけ」になっているのだ。
強く溝にかませてしまうと、取り外す時に非常に力が必要であり、カップの底には危険な刃がついている為、扱いには怖さも感じる。
この部分、もう少し安全に取り外しが出来て、しっかりと固定できる仕様である方が良いのではと感じた。