『ライフイベントサポートシリーズ』日々記録型ノートで贈答記録や旅の記録を整理しよう!

2015年の手帳を購入した人も多いだろうが、今回は単なるスケジュール帳とは違う、コクヨの『ライフイベントサポートシリーズ』というノートをご紹介する。「親戚や友達とのおつきあい」や「旅行の計画」など、目的別に日々書き込んでいく、便利で楽しいシリーズだ。

 

「ライフイベントサポートシリーズ」は自分のことについて「書き記す」ことで整理し、行動につなげることをサポートするノート。2009年6月に発売した第1弾「遺言書キット」をはじめ4種類の商品が発売されており、シリーズ累計販売数は79万部を突破している(2014年9月現在)。これらは、長く残しておきたいことをしっかり記録できる「長期記録型」の商品だったが、新たに「日々記録型」のノート4種類が2014年11月19日に仲間に加わった。毎日の生活の中で書きとめておきたい情報や事柄を、気負わず手軽に整理できるようになっているというが、その使い心地をチェックしてみよう。

 

贈答記録をまとめるノート 550円(税抜)

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贈答記録を中心に、おつきあいに役立つ情報を1冊にまとめることができる。歳を重ねて結婚、出産となれば尚更増えていく“おつきあい”。お中元やお歳暮、誕生日プレゼント、帰省や旅行のお土産、結婚祝い、法事など慶弔にまつわることなど。誰に、何を、いつあげたのかというのを、1冊に記録しまとめておけるノートである。

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覚えておきたい日リスト、いただいたものリスト、さしあげたものリスト
慶弔メモ、お気に入りのお店が書き込めるようになっている。
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使ってみて、なるほど、これは便利!

記者も、贈答のシーンが意外と多いタイプで今まではスケジュール帳に誰に何をあげたか記録していたのだが、簡単にメモしていた程度だったので、いざ見返す時には記憶を遡らなければならなかったり、いくつものページを見比べたりと、困った経験がある。
しかし、これなら記入するべき項目を強制され、順番に書き留めていくだけでまとめられるので非常に見やすい。ちょっとばかり書く量が増えても、見返すときには圧倒的にわかりやすい。

贈ったもの、贈られたものが1冊のノートに物理的にまとめられているのも良い。結局、セットで考える項目なのだ。

いつでもはじめることができ、合計で400件分の記録がつけられるようになっている。

 

体重・血圧を記録するノート 430円(税抜)

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健康管理のために体重などの記録をつけるのは、近年アプリなどが主流となってきてはいるが、やはり紙媒体で残すのも分かりやすい。グラフを作らなくても、数値を記入していくだけで体重の増減がグラフのように見えるようになっている。いつでもはじめられ、1年分の記録がつけられる。
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毎日の記録として、体重・体脂肪率、血圧、脈拍、そしてメモが書き込める。

これはやはりシニアを中心に、リハビリ、療養中の方におすすめできそうだ。ペンを走らせて記録する習慣自体が、日々の楽しみになると思う。

 

いろいろ書ける旅ノート 600円(税抜)

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旅行の計画や準備段階から思い出までを1冊にまとめることができる。1冊で4回分の記録がつけられ、1回の旅行は4日分の行程が記録できる。
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目的なくフラリと旅に出るのも良いけれど、持ち物や行程など入念に準備するのも旅の楽しみのうち。スケジュール、フリーメモ、お土産リスト、ホテル・グルメ・ショップ、スタンプ・スクラップなど。「あの時ああだったね!」と読み返すのもきっと面白い。演劇やライブなどで遠征する人などにも良いかもしれない。

 

かしこくお金を貯めるノート 550円(税抜)

 

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最後は、お金の使い方の見直しができて貯める流れを作りやすくなっているノート。お金に関する情報をステップごとに分かりやすく記入できる。
テレビ・雑誌等で活躍されているファイナンシャルプランナーの山口京子氏の監修。

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細かく記録するというよりも、大まかにお金の流れを把握できる形。シンプルな記入欄で、お金の使い方の見直しが出来る。
目標を設定し、お金を使うルールを決め、毎週集計していくスタイル。つまり本格的な出納記録は家計簿にまかせて、こちらは記入しながら金銭感覚を養う、トレーニングブックのような位置付けなのだ。一人暮らしを始めた方や、結婚して家計を預かるようになった方にピッタリではないだろうか。

いつでもはじめられ、6ヶ月分の記録がつけられる。

 

 

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ノートはすべてA5サイズで、32枚(全64ページ)となっている。厚みがなく、シンプルなのではじめやすく記録もつけやすい。

 

 

4冊を軽く使ってみて、どれもなかなか良くできていると感じた。「旅ノート」や「お金ノート」は、既に自分なりの記録スタイルを確立している人にとっては不要だろうが、そうでない人にとっては大いに参考になるはず。「こういう事を記録しておくと、あとで役に立つんだ!」と気付かせてくれる。かゆいところに手が届くノートなのである。どれも500円前後と安価なので使い切ったら買い足してもいいし、次は白紙のノートを購入して、自分なりの発展形を目指しても良さそうだ。

近年、PCやスマホなどのツールで色々なものを管理するようになっているが、「書き記す」というのはやはり違う良さがある。またこのアナログ感は、どの世代にも受け入れられるはず。文具メーカーの製品らしく使い勝手の良さへのこだわりも感じられ、紙質は丈夫で書き心地もなめらか。開きのいい製本様式が採用されている。

 

 

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先に発売されている長期記録型シリーズには、「遺言書キット」、「エンディングノート<もしもの時に役立つノート>」、「おつきあいノート<人とのおつきあいを大事にするノート>」「からだを大事にするノート」がある。ピンときたものがあれば、ためしに一冊購入してみては?

オススメ度:(良い商品です)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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