発達心理学から生まれたシヤチハタの知育スタンプ『エポンテ カラースタンプ』で子供達の未来を広げよう!

びを通じて子供の想像性・創造性を育むことを目指し開発した、シヤチハタの遊べるスタンプ『エポンテ』をご紹介する。

 

シヤチハタ株式会社は、ご存知の通りスタンプ・印鑑を作る会社。社会人であれば、1度はシヤチハタの製品を使ったことがあるだろう。主にデスク周りの文房具として活躍しているスタンプを、子供たちの未来を育むための知育ツール、その名もクリエーティブ・イマジネーション・トイ『エポンテ』として展開。

 

発達心理学から生まれた知育スタンプ、これが『エポンテ』のキャッチフレーズである。幼少期に指先を使う造形活動に取り組み、指先が器用になった子供は学力テストの成績が高くなるというデータがあるという。3才~5才の時期に、想像力・創造力を育み刺激を受けることは、知識作りにも影響することが分かっているのだ。
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『エポンテ』の種類は、3色の重ね合わせで豊かな色彩感覚を育む「カラースタンプ」、3つのカタチを組み合わせて造形的センスを向上させる「カタチスタンプ」、7つのカタチを組み合わせて形作ることで発想力や論理数学的センスを育てる「パズルスタンプ」の3種類。

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今回は、その中より「カラースタンプ」をご紹介しよう。色遊びができるスタンプである。

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青・赤・黄色という、ボディーと同色のインキが内臓されているスタンプ。スタンプの重ね押しで新しい色作りを楽しみながら、色彩感覚を育む。

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まずは付属のインキを同色のカプセルにセットする。コロンと卵型をしたスタンプは、子供の手にしっかりと馴染むデザイン。別売りのインキを補充することで、繰り返しスタンプすることが出来る。
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この3色は、いわゆる「色料の三原色」と呼ばれる、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)なのだ。
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黄色+青色=緑
桃色+青色=紫
黄色+桃色=橙

3色を使って他の色を表現することが出来、すべて混ぜ合わせると黒が表現出来る。

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ポンポンと、軽快にスタンプするのは大人でも楽しい。考えてみれば、無目的にスタンプを連打するなんていつ以来だろうか。「カラースタンプ」は色遊びが主目的だが、点描のようにして絵を描くことも可能だ。子供にちょっとやり方を見せてやれば、すぐに真似して遊べるだろう。

 

インキが内臓されているので、スタンプパッドを使わなくても連続して押すことが出来る。とにかくポンポン押して、色を重ねて自由に楽しめば良い。スタンドが付属しているので、コロコロと転がったままにならず立てておけるのも良い。
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色が綺麗に混ざり合うヒミツは、印面が細かなドットになっており、ベタッと紙についてしまわないこと。別の色を重ねた時にも、両方の色が発色するのだ。
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『エポンテ』公式サイトには「あそびテンプレート」が用意されている。ただスタンプする遊びに飽きたら、テンプレートを使った塗り絵風の遊びにチャレンジするのも良し。
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また、紙にとどまらず、紙コップや紙皿、キャンバス、紙粘土など。スタンプする素材を変えるだけでも、表現方法が広がっていく。このあたりは、リードする親の腕の見せ所だ。軽い力でスタンプできるので、ポンっと押していく感覚が子供たちには楽しいだろう。

 

 

 

専用インキは衣服についても洗濯で落としやすい食用色素を使用した水性染料インキ。この手の玩具は家具や壁紙にラクガキされるのが恐ろしいが、水性ということで一安心。

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『エポンテ カラースタンプ』は3,700円(税抜)。
スタンプ3色、スタンプスタンド、あそび方ガイド、取り扱い説明書が入っている。
スタンプ用補充インキは青・桃色・黄色の3色があり、各500円(税抜)で別売りされている。

シンプルな遊びの中に、色彩感覚や表現力を育む力が確かにありそうだと感じた。子供にキャラクターものの玩具を与えたくない方にはおすすめできる。また手頃な価格としっかりしたパッケージで、プレゼントにも最適ではないだろうか。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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