全自動調理マシーン登場! ティファール『アクティフライ』は「揚げる」「炒める」「煮込み」を1台でこなす!

モード②「炒める」:アクティフライでレバニラ炒めを作ろう

33-10
次に「炒める」でニラレバ炒めを作ってみる。レバーに下味をつけて、先に数分炒めて取り出す。もやし、ニラなどの野菜を入れ、合わせ調味料を加える。レバーを戻して再び調理。レシピ本での調理時間は約11分。しかし、こちらも火の通り方が少し足りないと感じ、追加で調理をした。
33-11

味には満足。もやしのシャキシャキ感が損なわれず、レバーも柔らかく作ることが出来た。

 

モード③「煮込み」:アクティフライで野菜と豚肉のトマト煮こみを作ろう

33-13
最後は「煮込み」モード。公式レシピにはないが、野菜と豚肉のトマト煮込みを作ってみる。野菜類をまず調理してから、トマト水煮缶を加えて調理。野菜の火の通り具合の見極めがまだ分からず、こちらも何度か追加で調理を行った。できあがりには、そこそこ。

 

アクティフライ、それぞれの調理について

「揚げる」「炒める」「煮込み」のモードのうち、記者が1番バリューを感じたのは、やはり「揚げる」である。ヘルシーで作りやすい。 オイルスプレーで少量の油を吹き付けて熱風で調理するので揚げ油がいらない。また火を使うわけではないので 、開始ボタンを押した後はほかの作業をしていても大丈夫だ。

 

「炒める」についても、自動で攪拌してくれるので、食材をセットし開始ボタンを押せば、あとは『アクティフライ』におまかせというのは間違いない。個人的には、数分間サッと炒めるだけなら普通に手で調理した方が早いとも思ったが、油ハネで火傷する心配がないし、小さい子供がいる家庭では役立ちそう。

 

「煮込み」については、そもそも通常の鍋などでもゆっくりと時間をかけて作るものなので、特に『アクティフライ』でなければという印象はなかった。熱風で煮込むためだろうか、水分が蒸発しやすい印象もあり、こちらは鍋で作った方が熱の伝わり方が良いような気もする。

すべてのモードにおいて、自動であること、火を使わないところが『アクティフライ』の大きな特徴であるから、そういう意味では満足度は高い。世界中でヒットしたのも頷ける。

 

洗い物がやや大変!?

33-16
さて、洗い物はどうだろうか。便利な自動調理の代償として、洗い物が大変だったりすると、使い続けるのがイヤになってしまう恐れがある。毎回、水洗いするのはフライパン、回転パドル、フタ、本体に設置されているフィルター、ベンチレーション。
33-17
「揚げ物」モードの時は、汚れも少ないのだが、「炒め物」「煮込み」の時は、汚れがこびりついてしまう。 熱風で乾燥した汚れもついてしまっているので、これを落とすのがなかなか大変であった……。
33-18
回転パドルの内側などにも汚れが入り込み、スポンジでは洗い残しが出来てしまう。ブラシが必要になってくるし、溝などもあるため爪楊枝で細かな汚れを取り出したりしなければならない。ただ、多くのパーツは食洗器で洗えるし、そこまで神経質に考えず適当に2~3年使い倒せれば良いという方ならば、焦げ付きも起こらないし、及第点を付けられるのではないか。ともかく、手入れの手間については、通常のフライパンを洗う方がはるかに楽であるのは間違いない。