驚き&やりすぎ『EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン』! あの“アブラカタマリ”を自宅で再現できるか!?

の中の常識を覆し、健康志向ブームに待ったをかけるすごいカップ麺が新発売! エースコック『EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン~アブラたりてます?』は、開発サイドからも”やりすぎました”と声がでるほど全力で脂を投入したカップ麺。全国の濃い味&脂ファンの皆様、12月8日は記念日になるかもしれない! 

 

アブラカタマリ

「アブラカタマリ」という言葉を御存知だろうか。独特の味とボリュームで人気のラーメン店「ラーメン二郎」の八王子野猿街道店において、ブタの背油をまさにカタマリ(塊)でトッピングするメニューがあるとして、そのインパクトある画像がネット上で話題となったのが11月末頃。そして12月初旬、このベストなタイミングで、この商品の登場である。今回はメーカーサイドに依頼し、一足早くおためしさせて頂いた。

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驚き&やりすぎ・エースコックのEDGEシリーズ

驚き&やりすぎをコンセプトにしたカップ麺、エースコック「EDGE」シリーズからは、これまでも鬼辛やきそば鬼辛ラーメンをご紹介した。今回の『鬼背油とんこつ醤油ラーメン~アブラたりてます?』はシリーズ4品目。

近年、メガ盛や濃厚カップ麺は様々なメーカーから登場している。先日おためしした「極どろ 特濃豚骨醤油ラーメン」もかなりのインパクトがあったが、あちらも同じくエースコックの商品。同一メーカーの別シリーズであるから、同じアブラ系の中でもまた違った世界を見せてくれそうだ。新発売の『EDGE鬼背脂とんこつ醤油ラーメン』は、間違いなくトップクラスの脂量を誇るカップ麺と思われる。

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アブラたりてます?

まず、パッケージからしてインパクトがすごい。「アブラたりてます?」とフタの半分を占めるドデカイ文字。この堂々たる”アブラ宣言”に目がくぎづけになった。EDGEシリーズのコンセプトは驚き&やりすぎだが、今回どうやりすぎたのか、それもパッケージですでにわかる。後入れ液体スープの背脂パックにプラスして、さらにもう1袋追加のアブラがついているのだ! アブラが多すぎてパックに入りきらないので追加でもう1パック用意しました、というご丁寧な解説付き。生産ラインまで巻き込むやりすぎ感が素晴らしい。

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ヘルシーオイルやノンオイル製品が勢いを増す中、アブラを控えることが良いことだという世の中の常識に真っ向から戦いを挑むとは、このチャレンジを受けて立たないわけにはいかない。体重や体脂肪を気にするより、とことんウマイものを食べたい人には特にオススメ! また、女性は脂を敬遠しがちだが、年齢を重ねるとむしろ脂を摂取しないと肌がカサカサになるという弊害もあるらしい。たまには脂をとってみるのもいいかもしれない!

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作ってみる。

さっそくフタを開けて、つくっていこう。カップの中には、後入れ液体スープの背脂パック、追加のアブラ、粉末スープ、かやくの計4袋も入っている。最初に粉末スープとかやくを入れ、お湯を注ぐ。お湯は360mlとこのサイズのカップ麺にしては少なめ。まさか、脂が多すぎるからお湯はちょっとでいいなんて理由だろうか・・・? お湯を入れて4分間待つ間、2つの脂パックはフタの上で温めておく。液体スープの背脂パックはずっしり重い。

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4分後、フタを開けると麺が仕上がっていて、スープには具のキャベツとあげ玉、ネギが浮いている。いくつか見える赤い色は唐辛子。この時点では、エースコックの代表ラーメン「ワンタン麺」の香りがする。具はとても少量で、チャーシューがなかったことが意外。そこへいよいよ2つの脂パックを投入!

 

アブラが……案外普通?

まずは大きい方の液体スープを入れてみる。

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封を切ると、ザ・脂といった感じのベージュのどろっとした液体が出てきた。どろっとはしているが、脂の塊に近い。

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続いて追加の脂パックを投入。こちらはさらっとした透明の脂だ。どちらの液体も、特に脂臭さは感じられず意外。そして、投入時にはそれなりのボリュームを感じた背油も、麺と脂をよくかき混ぜると、案外普通のラーメンに見えてきた。そして普通に、おいしそうなとんこつ醤油の香りがしてきた!

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普通においしい

スープをひと口飲んでみると、味はとんこつ醤油だが醤油が強いタイプで、確かに脂の旨味はじゅわっと感じるもののそれほど濃くない! まろやかで甘みのあるとんこつ醤油スープだった! それなりの背油を投入したにも関わらず、しつこさは全然ない。それもそのはず。スープ表面に脂が浮いてきたように見えたが、実は脂は全部スープに溶けていて、ジュルジュルの脂に見えるのはあげ玉だったのだ。

続いて麺をすすってみると、ほど良い中細麺で、麺そのもの味はあっさりしている! 脂に完全にコーティングされているせいもあり、のどごしは抜群。どんどん食べ進めていると、具材のキャベツのシャキシャキ感がすごくマッチしていて美味しかった。

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やりすぎ感を期待し過ぎなければ、良作

食べる前は脂パックの量に驚きとても身構えていたが、意外に食べやすく甘みと旨味のあるラーメンだった。脂は大量に投入したものの、ラーメン屋さんで食べるギトギト背脂系の濃さとはまた違う。実はそんなに脂が入っていないんじゃないかとさえ思えるくらいだったが、カロリーを見てびっくり。なんと、全部食べきったカロリーは734kcal。ごはん1杯を250kcalだとすると、約3杯分で、並のカップ麺と比較しても1.5~2倍ものハイカロリーであった。スープを飲み干すのは、よく考えてからにしよう。

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『EDGE鬼背脂とんこつ醤油ラーメン~アブラたりてます?』は、1杯250円(税込270円)。12月8日から全国のスーパーやコンビニ、ディスカウントストアなどで発売スタート。話のネタに、一度くらい食べてみてもいいだろう。

オススメ度:(面白い)
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記者

椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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