フィリップスの電動洗顔ブラシ『ピザピュア』で、かつてない透明感のある肌は手に入るのか?

ビザピュアで洗顔をしてみよう

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まず、メイクなどの大まかな汚れは先に落としておこう。手のひらで洗顔料をたっぷり泡立てて、顔全体にのせる。目の周りと唇を避け、スキンゾーンごとに20秒ずつ洗う。洗いすぎを防止するために、本体は20秒ごとに1回止まり、1分で自動停止する。ブラシをやさしく肌に当てて、顔の中心から外側に向かって水平に動していく。
その後、水で洗い流して終了。

本当に効果はあるの?

さて、洗顔についてはよく言われるのが「洗いすぎに注意」。汚れを気にしすぎて肌をこすりすぎたり、洗いすぎたりするのは良くない。敏感肌である記者は、洗顔ブラシと聞くと洗いすぎてしまう印象があり、どちらかというと敬遠していた。

その為、敏感肌用ブラシでまずは1分だけ洗顔してみることに。

結果。

洗い上がりはとにかくさっぱりしており、確かに汚れはちゃんと落ちている感覚。驚いたのが肌のすべすべ感! 古い角質がしっかりと洗い流されているのだろうか。特に小鼻周りには効果的。しかしながら……頬周りは赤くなってしまい、化粧水が染みてしまうほど。ブラシが肌に触れるか触れないか程度の使い方であり、もちろん押し付けたりはしていない。

やはり自分の肌がブラシの回転に耐えられるかどうかは、それぞれの肌質によって異なってくる。敏感肌の自覚がある方は、この点よく確認すべき。

 

ビザピュアは顔以外にも使える

さて、記者の頬はブラシの威力に耐えられなかったが、ビザピュアはデコルテにも使えるという。鎖骨周りなどくぼみになっているので、意外ときちんと洗えていなかったりするデコルテ。ここをブラシで洗ってみると、1度で驚くほどすべすべになった! これは良い。今までのザラザラ感は何だったのかと思うほど。

デコルテ周りは赤くなることなく、普通に使うことが出来た。洗いすぎを防ぐため、1日置きに約10日間ほど使用してみたが肌の状態は良い。
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すぐれた洗浄力の秘密は、ブラシの回転と上下振動を組み合わせたダブルアクションにあるという。上下振動の働きで浮かせた毛穴の奥の汚れや古い角質を、回転運動でしっかりと洗浄してくれる。マッサージ効果も促しながら、肌を効果的に洗い上げる。

洗いすぎに抵抗があったが、記者の場合は顔(特に頬)以外の部位に使用するには問題がなく、洗い上がりの心地よさを体感することが出来た。

使用する時間も1分が目安ととても短い。短時間でここまで気持ちよく洗える、ピザピュアの威力には感動した。顔に使用できる人ならば、満足感はかなり高いように思う。
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手にした時にやや重さがあり、これは持ちやすさを感じて良い。ただし、泡のついた手で持つと滑りやすいので落とさないように注意は必要。
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ブラシは付属しているもの他に、3種類別売りされている。
エクストラセンシティブ…刺激を抑えてやさしくケアする、特に敏感な肌の方におすすめの細毛ブラシ。記者の場合はこれを別途購入すれば、継続的な使用が叶ったかもしれない。
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毛穴ディープクレンジング…毛穴を詰まらせる原因になる汚れを取り除くスペシャルケア用ブラシ。毎晩のお手入れにおすすめ。

エクスフォリエーション(角質ケア)…古い角質をやさしく除去するスペシャルケア用ブラシ。週1回を目安に使う。

 

お手入れは本体丸ごと水で洗い、充電ホルダーに戻せばよいが、ブラシの部分はしっかりと乾燥させて雑菌が繁殖しないよう衛生面には気をつけたい。ブラシの交換目安は約3ヶ月。綺麗な肌を保つためには、ブラシも綺麗でなければならない。ブラシの価格は1,300円~。このあたりのランニングコストも、購入時には考えておいた方が良いだろう。

 

 

 

価格はオープンで、推定市場価格は15,800円(税別)前後。

毛穴汚れに悩んでいたり、洗顔後にさっぱり感を感じたい人にはオススメできる。一方で肌が弱い人は、無理な使用は避け、慎重に購入を検討してほしい。手洗顔だけでは感じられない心地良さがあるのは確かであるから、まずは量販店などでデモ機を試して、ブラシの感触などを確かめてから購入されることを推奨する。
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ちなみに今回おためしした、深い赤紫色のバーガンディーカラーを採用の期間限定モデルSC5275/34は、宇宙をイメージしたカラーリングだそう。

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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