まろやかさの中に爽やかさ!『キリン 別格 日本冠茶』 「おーいお茶 瓶入り緑茶」の円熟味と対照的な味

ュースリリースによると、キリンビバレッジの新スローガンは、「世界一おいしいのみものをつくる会社になる」なのだそうだ。そしてそのスローガンを体現するために立ち上げた新ブランドが、今日ご紹介する「キリン 別格」。

今日は「キリン 別格」から4種類発売された新飲料のうち、缶入り緑茶の『キリン 別格 日本冠茶』を“おためし”した。果たして本当に別格なのか?

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アルミ缶全体に、金箔の市松模様をまとったデザイン。そしてキャップまで覆ったフルシュリンクフィルム。確かに見た目に高級感が漂い、店頭でも目立つパッケージである。

 

商品名の『日本冠茶』は、「にほんかぶせちゃ」と読む。冠茶とは、玉露と同じように、摘む前に日の光から木を遮光しして新芽を育てる栽培方法で、この遮光期間が20日ほどだと玉露、1週間ほどだと「冠茶」という。木に遮光幕をかぶせることが、「かぶせちゃ」という名前の由来で、こうすることで、緑茶の旨み成分であるテアニンが増え、茶の色も鮮やかになるという。

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ボトルの封を切り、グラスに注ぐと、色鮮やかな茶であることは、一目瞭然である。さっそく口に含むと、間違いなく非常に美味しい緑茶である。これは入れ方次第で、どういう味わいにもなる微妙な茶葉だという感じがする。まろやかでしっかりと濃い味が出ているが、記者には、とても馴染みのある味である。

 

記者は、毎年、静岡の一番茶を栽培農家から直送してもらい、ぬるめのお湯でじっくりと入れて飲んでいるが、そうやって記者が自分で入れた緑茶の味に非常によく似ているのだ。つまり、非常に美味しいことは間違いないが、逆に言えば、記者が自分で丁寧に入れた新茶の味程度でもあるということだ。まろやかな旨みが、多少若く、爽やかである点が、特長なのだろう。

 

こうしてボトリングされたお茶としては、非常に美味しい部類であることは間違いないが、自分で入れた程度だと思うと、「別格」は、このレベルかという感覚も記者にはある。とはいえ、これが375g税別200円で、量産販売されているボトル入りであるというのは、凄いことなのかもしれない。

 

ただ、当サイトでも11月6日に取り上げた、伊藤園の「おーいお茶 瓶入り緑茶」円熟味を感じるまろやかな旨さと比べると、『キリン 別格 日本冠茶』の味はやや見劣りがする。もちろん、前者は375g税別500円と、価格も2.5倍高いので、その違いはやむを得ないともいえるが、この味の違いは、好みの差のレベルであるともいえる。

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ともあれ、これだけの味の緑茶を、ボトル入りで飲めるとは、繰り返すが、凄いことなのだと思う。日本茶が好きな人なら、ちょっと高めの200円だが、ぜひ一度、試してほしい味。『キリン 別格 日本冠茶』、11月4日から、全国発売開始である。

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。元日経トレンディ副編集長。アウトドア好きで、八ヶ岳山麓に暮らす。文具、IT、メカもの、サイエンスものが好き。

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