レモンに続き、『コカ・コーラ オレンジ』11月発売開始!オレンジ?いや、でもやっぱりコーラの強さは健在!

レーバーウォーターが人気を呼ぶ近年、炭酸飲料の王様とも呼べる「コカ・コーラ」からもフレーバーシリーズが続々登場中! 11月発売の『コカ・コーラ オレンジ』は、あのコーラにオレンジの風味がついた期間限定ドリンクだ。

大々的な広告活動こそないものの、『コカ・コーラ オレンジ』は私たちの身近なスーパーやコンビニ、駅売店などに堂々と並んでいる。あまりにもしれっと 陳列されているから、気付かなかった人も多いはず。

 

 

コーラは世界中で愛飲されていて、日本では戦後すぐに販売が開始した。誰もが1度は飲んだことがあるはずだし、まして知らない人はいない。そんなコーラも世界ではフレーバー化が進んでいる。レモンやチェリー、かたやバニラまで、様々なフレーバーが存在する。しかし日本でフレーバーコーラが飲める場所は限られていて、羽田空港など東京中心部に限り、特別なカップ式自動販売機がある場所でのみ購入できる。

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ペットボトル飲料でのフレーバーコーラは、今年6月に日本全国のセブンイレブン限定で「コカ・コーラ レモン」が発売されていた。フルーツ系フレーバーのコーラが販売されたのは、この時点で約9年ぶり! 次はいつ発売されるんだろうなぁ、なんて思っていたらこれほど早く『コカ・コーラ オレンジ』が発売され、まったくもって驚いた! これはぜひ試してみなくては。

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さっそくキャップを開けて、グラスに注いでみよう。栓をひねると、プシュッと良い音。特に柑橘類のにおいはしない。実はフレーバーコーラといっても、成分を見てみるとオレンジが入っているわけではなく、果糖ぶどう糖液糖、カラメル色素は普段のコーラと変わらない。香料と酸化防止剤(ビタミンC)のふたつだけが普段のコーラの成分と異なる。

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しかしグラスに注いでいくにつれ、「あれ? ちょっとだけ薄いかも」と色の違いを感じた。でも肝心の”オレンジ感”は見当たらない。炭酸の泡がシュシュワ音をたてている・・・。

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おもいっきってゴクリと飲んでみると、第一波は間違いなくコーラでその後からオレンジの香りがわずかに残る! ものすごくオレンジは控えめ、でも確かにオレンジの甘い良い香りが感じられる。よくよく考えてみると、フレーバーウォーターの場合はもとの素材が「水」だからオレンジが強く感じるが、コーラの場合はコーラのインパクトが強烈すぎて、これを超える香料なんて存在しないのだ。コーラはどこまでもコーラだった!

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また、色が薄いと感じたように、普通のコーラよりもほんの少し味も薄く、スッキリしている。飲み口が爽やかだから、ごくごく飲んでしまう。ちなみにお酒と割ってコークハイにしたら、オレンジはお酒に消されて普通のコークハイができあがった。これはさすがにもったいないか。
『コカ・コーラ オレンジ』は期間限定商品で、参考小売価格140円(税込151円)。全国のスーパーやコンビニで発売中。なくなり次第終了なので、年末年始のパーティー用にケース買いもオススメ。

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記者

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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